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鈴木亮平&有村架純『花まんま』、鈴鹿央士&ウイカがクセ強キャラに!新キャスト5名が一挙発表

シネマトゥデイ 映画情報 2024年10月9日 6時0分

 作家・朱川湊人が第133回直木賞を受賞したベストセラーを、鈴木亮平と有村架純の初共演で実写映画化した『花まんま』(2025年春公開)から、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカら5名の新キャストが発表された。

 本作は、大阪の下町で暮らす2人きりの兄妹の不思議な体験を描いた物語。早くに亡くした両親との約束を守るため、たった1人の妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・加藤俊樹を鈴木、間もなくの結婚を控えながら、ある<秘密>を抱える妹・フミ子を有村が演じる。監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『そして、バトンは渡された』の前田哲。原作の映像化企画を長年出版社へ自ら提案し続け、実写化を実現した。

 新キャストとして発表されたのは、主人公兄妹を取り巻く重要な役どころを演じる5名。フミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎を演じる鈴鹿をはじめ、俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋の看板娘である三好駒子役のウイカ、フミ子が抱える<秘密>に関係している繁田家の面々として、父・仁役の酒向芳、長男・宏一役の六角精児、そして長女で宏一の妹・房枝役のキムラ緑子が出演する。

 鈴鹿は、自身が演じるキャラクターについて「原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きました」とコメント。髪を整えるのも忘れてカラスの研究に没頭するあまり、カラスと会話できるようになったというクセ強キャラで、カラスとの演技に初挑戦する。

 同じく、映画オリジナルキャラクターとなる駒子について、演じるウイカは「お好み焼きと世話焼きが得意な、俊樹とフミ子を支える大切な存在」と紹介。前田監督が駒子のキャラクターを作り上げていく段階で出演をアプローチしており、親和性抜群な役柄に「ラブコールいただいて光栄でした」と喜びをみせ、「初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした」と撮影を振り返った。(高橋理久)

鈴鹿、ウイカら新キャストのコメント全文は以下の通り。

鈴鹿央士(中沢太郎 役)

身近で大事な人が思い浮かんだり、生きていることをあらためて大切にしようと思える作品で、台本を読んで何度も泣いてしまいました。原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きましたが、監督はじめ現場の皆さんが明るい雰囲気を作ってくださったおかげで、自分なりにのびのびと演じることができたと思います。主人公の兄妹を演じる亮平さんと有村さんとは一番多くの時間を過ごし、数多くのことを学ばせていただきました。早くこの作品を見ていただきたい、そんな思いでいっぱいです。

ファーストサマーウイカ(三好駒子 役)

三好駒子は映画オリジナルのキャラクターで、
お好み焼きと世話焼きが得意な、
俊樹とフミ子を支える大切な存在です。
そんな駒子役を是非、と前田監督から
ラブコールいただいて光栄でした。
初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした。
全世代に響く、あたたかい家族愛と不思議なストーリーに引き込まれる作品です。
ぜひ劇場でご覧いただきたいです。

酒向芳(繁田仁 役)

脚本第一稿を読んだ→涙が出た→もう一回読んだ→また泣いた→原作を図書館で探した→読んでまた泣いた→物語の状況、時間軸を把握するために脚本を幾度も読み直した→……泣いた。
これほど涙を流した本はこれまでにあったかな?→記憶を辿っても無かった。原作、脚本にアッパレ!です。

六角精児(繁田宏一 役)

この映画の脚本を読んだ時、染み入るような感動と共に、「家族への思い」の大切さと有り難さが理屈を超えて僕の心に押し寄せて来ました。参加出来て光栄の一言です。

キムラ緑子(繁田房枝 役)

とても不思議なお話でもありますが、登場人物それぞれが、誰かを愛し思いやる愛情で詰まったとても優しい物語だと思います。
撮影現場では、皆さまとさまざまな感情を交わし合いながら、泣き過ぎでは?と 思うくらい泣きました(笑)。
共演の皆様のいろんな表情を思い出して、感動的なシーンに、ともにいることができて幸せだったなぁと思います。
監督の思い描く世界の完成を心待ちにしております。

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