テレビドラマ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」でゴス系メイク&ファッションの科学捜査分析官アビーを演じて人気を博したポーリー・ペレット(55)だが、演技の世界には「二度と」戻るつもりはないという。
ポーリーはギブス役のマーク・ハーモンとの確執で「NCIS」を6年前に降板、4年前に女優業を引退した。女優復帰の可能性について聞かれたポーリーは、「女優業がわたしに与えてくれた恩恵に感謝していないわけじゃない。でも、わたしは今や別人。良いことも悪いことも苦しいことも、そのまま受け止めたい。常に自分自身でいたいの。そう自分に言うのはかなり勇気が要ることだけれど、それが本心」と Hello! にコメント。
演技の世界を去った後の彼女は、ドキュメンタリーの製作に情熱を燃やしている。「人生の現時点において、わたしには、全てのことにおいて“本物”を見つけたいという強い欲求がある。役者でいるということは、かつての人生において素晴らしい逃避だった。それはまるでドラッグのようで、自分自身でいる必要がなかった。わたしは誰か別の人になることができた。演じたキャラクターたちには、わたし自身が抱えていた問題などなかったから」
「だからこそ、わたしはドキュメンタリーしか観ないの。わたしは真実が欲しい。わたしにとって役者に戻るということは、今わたしが生きている真実の人生を損なうことになってしまうから」と続けていた。(編集部・市川遥)
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