考えうるなかで最悪の方法で人々に死をもたらすピエロ、アート・ザ・クラウンの凶行を描くホラー映画『テリファー』シリーズ第3弾『テリファー 聖夜の悪夢』が、早くもその残酷描写で話題を呼んでいる。
アメリカではあまりの残虐さに失神・嘔吐する人が続出して話題となった第2弾『テリファー 終わらない惨劇』だが、第3弾はデイミアン・レオーネ監督の予告通りさらにパワーアップしているよう。先日行われたイギリスプレミアでは11人が退場、うち9人はオープニングシーンの時点でギブアップしており、1人は嘔吐したとLADbibleが伝えている。GamesRadar+によると、トイレに駆け込む観客たちの姿も目撃されたといい、実際に吐いた人たちはもっといるのかもしれない。席には気分が悪くなった時のために、『テリファー』モチーフのエチケット袋が備えられていたという。
レオーネ監督によると、第2弾のスマッシュヒットで本シリーズに関心を持ったハリウッドスタジオと会合を持ったものの、この“やばすぎる”オープニングシーンに彼らは拒絶反応を示したとのこと。レオーネ監督は「今作の最初の5分間は、非常に物議を醸すものになっていることを保証します。しかし、それは大規模な殺戮シーンだからではありません。あまりにも狂っているからです」とコメントしている。クリスマスが舞台の『テリファー 聖夜の悪夢』は11月29日より日本公開される。(編集部・市川遥)
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