ハリウッドで実写化された映画『名探偵ピカチュウ』が、4日の「金曜ロードショー」(よる9時~)にて放送される。本作には、主人公ティムの日本語吹き替え声優である竹内涼真がカメオ出演も果たしている。なぜ声だけでなく本編にも出演することになったのか?
本作は、人とポケモンが共に寄り添いながら暮らす街・ライムシティを舞台に、青年ティムと記憶をなくしたピカチュウが、行方不明の父親が関係している事件の謎に挑む。キャスト陣にはジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、ビル・ナイのほか、ライムシティ警察の刑事役で渡辺謙が出演する。日本語吹き替え版では、オリジナル版で ライアン・レイノルズが務めたピカチュウの声を 西島秀俊が担当するほか、竹内、飯豊まりえらが声優を務めている
当初、竹内は日本語吹き替えを担当するのみの予定だったが、日本で行われた本作の製作報告会見に参加した際、監督のロブ・レターマンと意気投合し、急遽本編への出演が決定した。登場するのは、冒頭で主人公がライムシティに向かう途中の列車内で見る映像内。ポケモンの歴史が語られる中、ポケモントレーナーとして活躍する姿が映し出される。
セリフはなく、短いシーンながら20カットは撮影したという本シーンについて、「海外の人の思考は僕には思いもよらないもの。日本に留まらず、広く仕事をしていきたいです」とハリウッド映画に出演したことで大きな刺激を受けたと、シネマトゥデイのインタビューで明かしている。(今井優)
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