田村結衣の人気ラブコメ漫画を八木勇征（FANTASTICS）主演で実写映画化した『矢野くんの普通の日々』（11月15日公開）の場面写真9点が公開された。
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSのボーカルとして活躍しながら、ドラマ「美しい彼」から俳優としても飛ぶ鳥落とす勢いの八木にとって、映画単独初主演となる本作。演じる矢野くんは、何もないところで転んだり、犬にかまれたり、植木鉢が落ちてきたりと、なぜか毎日ケガが絶えない“超不運体質”の高校生。
公開された場面写真には矢野くんの不運続きの日々、隣の席から心配する吉田さん（池端杏慈）をはじめ、矢野くんを放っておけないクラスメイトたちの青春模様が切り取られている。
頭を包帯で巻きケガだらけの矢野くんのアップから階段で“ぼっち”の様子、そんな矢野くんにヒヤヒヤするうちに惹かれていく吉田さん。そして、吉田さんに思いを寄せながら面倒見の良い性格からか吉田さんの恋心を後押ししたり矢野くんとも仲良くなってしまう、学校イチのモテ男子・羽柴（中村海人）らの姿が見られる。
矢野くんが1人でいることが多いのは、他の人を不運に巻き込みたくない優しさゆえ。隣の席の吉田さんはかなりの心配性からかほっとけず、日々手当てをしてサポート。矢野くんの不運が思いがけず引き寄せる恋、「普通の高校生活を送ってみたい」と願う矢野くんのために、吉田さんを中心としたクラスメイトたちが一丸となり様々な夢、通称“矢野ドリーム”を叶えていく友情模様、そして矢野くんがいかなる時も外さない右目の眼帯に隠された秘密などが描かれる。
主演の八木は「矢野くんは不運体質ゆえに日常でいろんなアクシデントに見舞われるのですが、本当にピュアでまっすぐな青年です。矢野くんの高校生活は不運の連続なので普通の高校生活にものすごく憧れがあります。学校帰りに友達とファミレスに行くとか、カラオケに行くとか。矢野くん以外の人たちと矢野くんとでは、普段どういうことに感謝しているのか、どういうことに幸福を感じるのかが全然違いました。矢野くんを演じていて、改めて感じることができましたし、矢野くんの気持ちを理解し自然と寄り添うことができたと思います」と矢野くんの魅力を語っている。（石川友里恵）
【関連情報】
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