グローバルボーイズグループ・INIの木村柾哉が10日、都内で行われた映画『あたしの!』(11月8日公開)完成披露試写会舞台あいさつに登壇。木村はこの日、27歳の誕生日を迎え、共演者、監督からサプライズの演出と花束で祝福を受け「こんなめでたい日に誕生日を迎えられて嬉しいです」「一つ歳を重ねましたが、より多方面で活躍できるよう頑張ります」と27歳の抱負を述べた。
『ヒロイン失格』『センセイ君主』などで知られる幸田もも子の同名コミックを実写化した本作は、何事にもがむしゃらに突き進む女子高生が、学校一の人気者への恋と、親友との友情の狭間で揺れ動くラブコメ。イベントには、木村と共にダブル主演を務める渡邉美穂のほか、共演者の齊藤なぎさ、山中柔太朗、横堀光範監督も登壇した。
本作が映画初出演にして初主演作となる木村は、本作の公開まで一か月を切ったことに感慨深げな表情を浮かべ、「ドキドキでやばいです。初めてのことばかりの中、めでたく完成披露を開けたのは感謝しかありません。一緒にやらせていただいたキャスト、スタッフのみなさん、監督も温かい方ばかりで、自分の初めての映画、初めての主演作がこのメンバーでよかったと思います」としみじみ。
木村は山中と6年ぶりの再会だったことにも触れ、「最初不安だったんです。柔太朗とは(柔太朗のEBiDAN時代に)INIの前に出会って、その時は(ダンスの)先生と生徒の関係。それが久しぶりに再会して、いきなり同級生の役。こんなことあるんだなって。でも会った日からラフに接してくださって、安心感しかなかったです」と話す。山中も「出会った時は20歳。その頃からオーラがありました」と木村との出会いを振り返っていた。
また、撮影中、大変だったことを聞かれると木村は、遊園地での撮影を挙げ「撮影中、何回も遊園地のアトラクションに乗っていたら酔ってしまって……。屈み込むくらい気持ちが悪くなって大変だったのを思い出します」と回顧。また、本作ではINIが主題歌「Break of Dawn」を担当していることも嬉しそうに紹介し、「INIとしても実写映画の主題歌は初。メンバーも喜んでます。ラブコメと言いつつエモーショナルな楽曲。映画をしめている感じのする曲で、とてもいいなと思います」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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