アン・ハサウェイが、出世作となった主演映画『プリティ・プリンセス』シリーズの第3弾へ正式に復帰すると、Deadlineほか各メディアが報じた。
『プリティ・プリンセス』(2001)は、ある日突然、自分がヨーロッパの小国ジェノヴィアのプリンセスだと告げられた内気な女子高校生ミア(アン)が、女王である祖母(ジュリー・アンドリュース)から王女教育を受けるさまを描いたロマンチックコメディー。『プリティ・ウーマン』(1990)のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取り、アンは本作をきっかけに大ブレイク。続編『プリティ・プリンセス2』(2004)も制作された。
シリーズ第3弾の監督は、ディズニーアニメ『ラーヤと龍の王国』(2021)や、大ヒットロマンチックコメディー『クレイジー・リッチ!』(2018)の脚本を手掛けた、アデル・リムが務める。リム監督は、Varietyに寄せたコメントで「『プリティ・プリンセス』の熱狂的なファンとして、皆さんに愛されているフランチャイズの第3弾を手掛ける一員になれることを心から嬉しく思います」とコメントしている。脚本を手掛けるのはフローラ・グリーソン。
主演のアンは、リム監督の起用を報じた記事をInstagramで引用し「奇跡は起きる。アデル・リム、ディズニー、サムウェア・ピクチャーズ(アンの制作会社)と共にジェノヴィアに戻ります。おとぎ話は続きます」と報告した。
ディズニーが第3弾の企画を進めていることは以前から報じられており、アンは今年4月の段階で「いい状態にあるわ。それしか言えないの。発表できることはまだなくて。でも、いい状態にあるわ」と企画が進行中であることを V magazine に明かしていた。(西村重人)
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