タイ発のスプラッター映画『人肉ラーメン』のインターナショナル完全版が、10月11日よりシネマート新宿ほかにて日本劇場初公開される。
15年前にタイで公開された本作は、壮絶なスプラッタームービーでありながら“切なく泣けるホラー”として伝説の作品に。本国ではあまりの残酷さにラーメン業界からのクレームを受け、随所にカットが入れられた10分以上の短縮版が公開されたが、今回はデジタルリマスター版で蘇り、インターナショナル完全版で日本劇場初公開される。
主人公は、幼い頃に父親から受けた虐待のトラウマと、ギャンブル依存の夫が作った借金返済に苦しむ女性・バス。体の弱い少女・ブアを育てながら屋台を引いて生計を立てるバスは、ある日、大規模な反政府デモに巻き込まれ、学生運動家の青年・アタボンに命を救われる。バスはこの出来事をきっかけに屋台をやめ、母親譲りの秘伝レシピを活かして自宅にラーメン屋を開業。瞬く間に繁盛し、仕事を手伝うようになったアタボンと惹かれ合うが、アタボンはある日裏庭でバスのラーメンに隠された恐ろしい真実を知ってしまう……というストーリーだ。
7日に映倫が「『人肉ラーメン』極めて刺激の強い殺傷流血・肉体損壊および人肉愛嗜の描写がみられ【R18+】区分に指定します」と公式Xに投稿したところ、「ヴィーガンズ・ハムに近しい何かを感じる」「そのタイトルでR18+じゃないほうがおかしいだろw」「タイトルがパワーワード」「めっちゃ気になる笑」と注目を浴びた。(清水一)
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