2019年に日本公開され異例のヒットとなったフィンランド映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』の続編『ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!』に出演している、BABYMETALを捉えた場面写真が公開。合わせて、本作の特報映像とポスタービジュアル、さらにサントラ盤の発売も発表された。
『ヘヴィ・トリップ』は、ライブ経験もないフィンランドのド田舎メタルコピーバンドが、初にして最高のオリジナル楽曲を生み出し、“インペイルド・レクタム"(直腸陥没)と名乗って、ノルウェー最大のメタルフェスに参加するべく珍道中を繰り広げるロードムービー。今回の続編は、前作ラストのライブ直後に逮捕・拘束されたインペイルド・レクタムの面々が収監された、刑務所で幕を開ける。
BABYMETALはカメオ出演ではなく、メンバーのSU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALにはしっかりとセリフが与えられ、物語において重要な役割を果たすという。もちろん、ライブシーンも登場するといい、日本のファンにとっても嬉しいサプライズとなりそうだ。
さらに、前作ではデジタルオンリーだったサウンドトラックが、今回は国内盤としてCD化され、12月11日に発売されることが決定。“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”バンド、インペイルド・レクタム名義初のディスク化となり、新曲とともに、前作クライマックスで観客を熱狂させたバンド初オリジナル楽曲「FLOODING SECRATIONS」(邦題:溢れ出す分泌物)、さらに今作でバンドを食いものにする、超商業主義の大物プロデューサーに台無しにされた屈辱のミックスが施された新曲音源まで。劇中に登場するBABYMETALの「GIMME CHOCOLATE!!」映画バージョンも収録される。
監督・脚本を務めるのは、前作に続きユッカ・ヴィドゥグレンとユーソ・ラーティオ、劇中音楽もミカ・ラマサーリ(MORS SUBITA/ETERNAL TEARS OF SORROW/WOLFHEART)が担当し、さらにスウェーデンのオカルトロックバンド YEAR OF THE GOAT も参戦。そして劇中には、謎の“超大電導波デスボイス”を操るオリジナルバンド、ブラッドモーターが新登場する。(編集部・入倉功一)
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