橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合・月~土、午前8時~ほか)で、博多のギャルグループ、通称「ハギャレン」のメンバーであるタマッチこと佐藤珠子を演じる谷藤海咲。劇中では子どものころからダンス好きでパラパラの振付を担当する設定だが、谷藤自身はオーディションでダンスの審査に臨んだ時に「手応えゼロ」だったという。
連続テレビ小説の第111作となる本作は、平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、栄養士として人の心と未来を結んでいくストーリー。脚本をドラマ「正直不動産」シリーズや「パリピ孔明」などの根本ノンジ、語りをリリー・フランキーが務める。
タマッチは、結の姉・歩(仲里依紗)がその昔結成した「博多ギャル連合」(略してハギャレン)のメンバー。筋が通らないことを良しとしない、一本気タイプだ。現在の総代表・真島瑠梨(ルーリー/みりちゃむ)がハギャレンの復興を目指し、伝説のギャルだった歩の妹である結を仲間に引き入れようと躍起になる一方で、タマッチは当初結の仲間入りに懐疑的だった。
かつてアイドルグループ・KissBeeのメンバーだった谷藤だが、パラパラは初挑戦。オーディションにダンスの審査があったと言い、その時の心境を「タマッチ役のオーディションには、ダンスの審査があったんです。周りのみんなが得意なダンスを披露する中、私は見よう見まねでパラパラに初挑戦。自分なりに振り付けも考えて臨んだんですけど、幼い頃からやってきたヒップホップやジャズダンスにすればよかったかな、ミスったかな…?とどんどん落ち込み、手応えゼロでオーディションが終わりました」と述懐。出演が決まった際には「連絡が来たときは本当にびっくり! タマッチ役ではないと思い、まず「何の役ですか?」と聞いた記憶があります。ちなみに、本当のパラパラをRumiさんから教えてもらった今、改めて振り返ると、オーディションでやった私のパラパラは全然違うものでした(笑)」と驚きを隠せなかったという。
なお、主演の橋本とは初共演。印象的だったシーンとして「タマッチがムスビン(結)に「かっこよかったよ」という第3週・第15回放送のシーン」を挙げ、「ムスビンが怖い相手に向かってギャルのことを熱弁してくれる瞬間、すごく嬉しくなって本当に泣きそうでした。タマッチは泣くキャラでもないし、ここで泣いたらタマッチちょっとダサイか…と我慢したけどとてもいいシーンだなと思います」と撮影を振り返る。
今後の見どころとして「来週放送される糸島フェスティバルでは、いよいよハギャレン5人でステージに立ちます。ムスビンが入った5人の見え方がいいんです!ぜひ楽しみにしていてください。それに、エキストラをして下さった糸島の方々がすごく上手で、ステージ上で本当にライブをしている気持ちになりました(笑)。パラパラは本番の2か月前ぐらいから時間をかけて練習してきましたし、撮影にも何日もかけたので、熱量高いシーンになっているはず。ハギャレンメンバーはこんなに仲良くなれるんだ…!と思うほど、素で仲がいいんです。チームワークの良さにもご注目いただけたら嬉しいです」と視聴者に呼び掛けている。(編集部・石井百合子)
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