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『室井慎次』がV2!口コミヒットの『侍タイムスリッパー』が5位にジャンプアップ【映画週末興行成績】

シネマトゥデイ 映画情報 2024年10月21日 17時28分

 10月18日から20日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、「踊るプロジェクト」12年ぶりの新作『室井慎次 敗れざる者』が2週連続で1位となった。週末3日間で観客動員14万2,000人、興行収入2億200万円を記録し、累計では動員61万3,000人、興収8億5,700万円を超えている。新作では堂本剛の27年ぶりの映画単独主演作『まる』、猟奇殺人鬼ジグソウが仕掛ける殺人ゲームを描くスリラーの第10弾『ソウX』、1970年代に日本で放送されたロボットアニメをフィリピンで実写化した『ボルテスV レガシー』がランクインした。

 2位は先週と変わらず、ホアキン・フェニックスがアメコミの名悪役を演じた『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』。週末3日間で動員9万8,000人、興収1億6,100万円をあげ、累計では動員45万5,000人、興収7億3,500万円を突破した。3位は公開9週目を迎えた『ラストマイル』で週末3日間で動員5万3,500人、興収7,900万円をあげ、累計では動員384万人、興収54億9,000万円を突破した。

 また前週、圏外から7位に浮上したインディーズ映画『侍タイムスリッパー』が5位にジャンプアップ。わずか1館からスタートだったが口コミで話題を呼び、全国309館へと公開規模を広げた。

 4位のスタートとなった『まる』は、現代美術家のアシスタントとして仕事を淡々とこなす日々を送っていた主人公(堂本剛)が、ある出来事をきっかけに日常を○(まる)に浸食されていく奇妙な味わいのストーリー。共演に綾野剛、吉岡里帆ら。監督を、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』などの荻上直子が務めた。

 今週は山田風太郎の小説を役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐ら豪華キャストを迎えて実写映画化する『八犬伝』、メーブと恵広史によるコミックを間宮祥太朗主演で実写化した連続ドラマの劇場版『劇場版ACMA:GAME 最後の鍵』、M・ナイト・シャマランがジョシュ・ハートネットを主演に迎え、指名手配中の切り裂き魔を巡るストーリーを描く『トラップ』、アイドルグループ・日向坂46の4期生メンバー11人が修学旅行を楽しむ高校生を演じる『ゼンブ・オブ・トーキョー』、ボートに青春をささげる女子高校生たちを描いた敷村良子の小説をアニメ化する『がんばっていきまっしょい』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2024年10月18日~10月20日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『室井慎次 敗れざる者』:2週目
2(2)『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』:2週目
3(3)『ラストマイル』:9週目
4(初)『まる』:1週目
5(7)『侍タイムスリッパー』:10周目
6(初)『ソウX』:1週目
7(4)『シビル・ウォー アメリカ最後の日』:3週目
8(5)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』:3週目
9(初)『ボルテスV レガシー』:1週目
10(6)『JUNG KOOK: I AM STILL』:3週目

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