松山ケンイチと染谷将太のダブル主演で実写映画化される『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメンVS悪魔軍団～』（12月20日公開）の主題歌が、Mrs. GREEN APPLEによる書き下ろし新曲「ビターバカンス」に決定し、同曲が使用された最新本予告映像が公開された。
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメンVS悪魔軍団～』は、累計発行部数1,700万部を突破し、「モーニング・ツー」にて連載中の中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」を原作に、松山と染谷主演、福田雄一監督で実写ドラマ化されたシリーズの映画版。映画版では、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なり、劇場映画化のために中村が描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途（みち）」に基づくストーリーが展開する。
主題歌を担当するMrs. GREEN APPLEは、2013 年の結成以来「青と夏」「ダンスホール」などヒット曲を連発し、昨年の第65回日本レコード大賞では“レコード大賞”を受賞、その年末には第74回NHK紅白歌合戦へ初出場を果たした。今年は、日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアーを開催するなど、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの人気バンド。原作「聖☆おにいさん」の大ファンという、作詞・作曲を担当した大森元貴は、「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう 1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」とコメント。主演の2人も、「映画観終わった後に流れる曲としてとても楽しみ」（松山）、「映画館を出た後、気持ちいい景色になりそう」（染谷）と絶賛している。
そんな同曲が使用された最新本予告映像は、ほのぼのした日常を送るイエスとブッダの様子から始まるも、一転、神、仏、天使、悪魔が大集結（アッセンブル）し、地球で巻き起こるバカ騒ぎの様子が映し出される。だが、「それではここで主演の2人からキャスト紹介だ」のナレーションと共に、松山演じるイエスと染谷演じるブッダが、改めてそのラインナップを紹介するという前代未聞で規格外の内容に。賀来賢人、岩田剛典、勝地涼、白石麻衣、佐藤二朗、山田孝之、ムロツヨシ、窪田正孝、川口春奈、仲野太賀、神木隆之介、そして藤原竜也と読み上げる染谷と、激しい合いの手を入れる松山。さらには、その豪華キャストらによる本作への感想コメントへと展開する。
だが、主題歌「ビターバカンス」のサビが流れ出したとともに本編のバカ騒ぎ映像へと再び戻り、激しい戦いに挑むイエスとブッダに、キューティーに変身するマーラ（窪田）などのキラーショット、最後は「私たち、ちょっと働きすぎだよ」というコメント、そして歌詞に合わせたキャストたちの絶妙なショットで締めくくられている。（高橋理久）
Mrs. GREEN APPLEのコメント全文は以下の通り。
Mrs. GREEN APPLE 大森元貴
聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。
この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。
ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。
そういう 1 番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。
休んじゃえばいい！
現代人頑張りすぎだ！
休んでからの責任としわ寄せは、その時の自分が考えればええ！
決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が、心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。
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