連続ドラマ「相棒season23」(テレビ朝日系)の第2話拡大スペシャル「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」が、23日よる9時から放送される。警視庁150年の歴史に刻まれる重大事件に挑む、特命係の杉下右京(水谷豊)&亀山薫(寺脇康文)と警察官になった高田創(加藤清史郎)。しかし、捜査にあたっていた薫と創が、犯人の狡猾な罠にはまってしまう。
総理大臣の藤原龍一(柴俊夫)が、遠隔操作の爆弾で襲撃されるという不測の事態が発生。議員殺害事件から続くこの状況は、1900年代初頭、当時内務卿だった大久保利通と、時の総理大臣・伊藤博文が相次いで暗殺された歴史的大事件に通じるものがあったが、警察は犯人の狙いすら掴めずにいた。
臨場した右京は、現場の痕跡からテロ実行に闇バイトが使われていた可能性に気づく。その推理は的中し、手掛かりをたどっていくと、一連の事件にある人物が深くかかわっていることが判明。警察はその線で捜査を進めるが、右京は一人、違和感を覚えていた。
そんな中、創が勤務する交番を訪れた右京と薫は、創から「議員殺害事件の現場に同行してほしい」と頼まれる。右京の捜査手法を肌で学びたいのだという。改めて現場検証を行う一行。すると、残されていた血痕から、思いも寄らない事実が浮上する。その直後、手分けして捜査にあたっていた薫と創が絶体絶命の窮地に。さらに、政界を裏で操る利根川吉伸(でんでん)の周囲でも不穏な動きが見られた。(編集部・倉本拓弥)
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