マーベル・スタジオが人気ヴァンパイアハンターを再び映画化する『ブレイド(原題) / Blade』の全米公開日が、消滅した。同作は2025年11月7日に公開される予定だったが、その日は代わりに『プレデター:バッドランズ(原題) / Predator: Badlands』の公開日となった。
『グリーンブック』などのオスカー俳優マハーシャラ・アリが人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイアハンターのブレイドにふんする本作の制作は、2019年のサンディエゴ・コミコンで発表された。もともと2023年11月3日に全米公開されるはずだったが、クランクイン直前にバッサム・タリク監督が電撃降板。その後、ハリウッドのダブルストライキでさらに延期、今年6月には後を継いだヤン・ドマンジュ監督も降板するなど、トラブル続きとなっている。新監督はまだ決まっていない。
そのため、2025年11月7日の全米公開は現実的ではないとみなされていたが、それが今回正式なものとなった形だ。マーベルはタイトル未発表の3作の全米公開日も発表。2028年2月18日、2028年5月5日、2028年11月10日に新作を公開するという。なお、2025年には『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』『サンダーボルツ』『ザ・ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題) / The Fantastic Four: First Steps』の3作、2026年には『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)/ Avengers: Doomsday』、2027年には『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』の公開が決まっている。(編集部・市川遥)
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