クリストファー・ノーラン監督が2014年に発表した映画『インターステラー』が、日本公開から丸10年となる11月22日より、IMAX(R)版で再上映されることが決定した。
『インターステラー』は、地球規模の異常気象と飢饉によって人類滅亡の危機が迫る近未来を舞台にしたSF超大作。トウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士のエンジニア・クーパーは、NASAの要請に応じて、土星付近に突然発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星へと人類を移住させる「ラザロ計画」に参加することになる。クーパーは家族と人類の未来を守るため、少数精鋭のクルーと共に、命を懸けた前代未聞のミッションに挑む。
同作は、第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、そのうち視覚効果賞を受賞。科学コンサルタントとして理論物理学者のキップ・ソーンをエグゼクティブ・プロデューサーとして招き、ワームホールとブラックホールを映像で徹底再現してみせた(ソーンは本作の公開から3年後の2017年、ノーベル物理学賞を受賞している)。
さらに、ノーラン監督は65mm15パーフォーレーションのIMAX(R)フィルムを使用し、手持ち、撮影セット、時には頭に取り付けるなど、さまざまな場面でIMAX(R)カメラを使用した。本作でノーラン監督と初タッグを組んだ撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマは、『オッペンハイマー』でアカデミー賞撮影賞に輝いている。
主演は、『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒー。共演には、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ティモシー・シャラメ、マッケンジー・フォイ、マイケル・ケインら豪華な顔ぶれが名を連ねている。(編集部・倉本拓弥)
【関連情報】
・【画像】可愛すぎる!白の超ミニドレスを着こなしたアン・ハサウェイ
・CG嫌いクリストファー・ノーラン伝説まとめ
・アン・ハサウェイ、『インターステラー』で泣かない人は「お医者さんに行った方がいい」
・ノーラン監督、『オッペンハイマー』不倫相手役の女優に謝罪していた「役が小さくて申し訳ない」
・クリストファー・ノーラン、『TENET テネット』は全てを理解できるようには作っていない
・『スパイダーマン』トム・ホランド、クリストファー・ノーラン新作に出演決定!詳細知らずに出演決める