ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)でモアナ役を続投した日本版声優・屋比久知奈が歌う新曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」のミュージッククリップが公開された。屋比久は大きな使命を背負ったモアナの葛藤、それが決意へ変わる心情を力強く見事に歌い上げており、新たな名曲の誕生に心が躍る仕上がりだ。
「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、第89回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた前作の名曲「どこまでも ~How Far I'll Go~」に続く、モアナの心情を歌ったソロ曲で『モアナと伝説の海2』の鍵を握る楽曲。前作から3年後を描く本作で、モアナは全ての海をつなぐ1,000年に一人の“タウタイ(導く者)”として、まだ見ぬ海のどこかにいる人々を探すため、仲間たちと共に危険な航海へ繰り出すことになる。
楽曲を手掛けたのは、第64回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞を果たしたアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーのコンビだ。アビゲイルは「モアナが幼い妹や家族、島の人々を残し冒険に出る感情を表現したいと思いました。この曲が出来た時は直感で“これは完璧だ”と感じました」と自信をのぞかせ、エミリーも「この楽曲は『どこまでも ~How Far I'll Go~』と比べると少しダークな印象ですよね。愛する幼い妹ができ、人間としても成長し失うものが大きくなったと気づいた彼女の複雑で繊細な感情を曲調に反映させています」と明かしている。
前作でモアナ役に大抜てきされデビューを果たした屋比久は、活躍を続けて今や「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ジェーン・エア」など数々の作品に出演したミュージカル女優に。今回もモアナの成長をその歌声で見事に表現しており、『モアナと伝説の海2』の監督たちは屋比久の歌声を「君の情熱と芸術的な才能に感謝したい」「君の歌声を聞くと力が湧いてくるんだ!」と大絶賛している。(編集部・市川遥)
映画『モアナと伝説の海2』は12月6日より全国公開
【関連情報】
・『モアナと伝説の海2』公式サイト
・【動画】「ビヨンド ~越えてゆこう~」ミュージッククリップ
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