俳優の赤楚衛二が6日、都内で行われた主演映画『366日』(2025年1月10日公開)最速試写会に上白石萌歌と共に出席。上白石と恋人の設定での共演を振り返った。
本作は2024年に結成25周年を迎えた沖縄出身のバンド、HYの楽曲「366日」をモチーフにしたラブストーリー。沖縄と東京を舞台に、高校時代に出会った男女の20年の時を超えた恋愛模様を描く。イベントでは、主題歌にHYが「366日」のアンサーソングとして書き下ろした新曲「恋をして」が起用されることが発表され、メンバーの新里英之、名嘉俊、許田信介、仲宗根泉がサプライズで登場して場内を沸かせた。
赤楚は試写を客席後ろから観ていたといい、「(映画に登場する人たちが)本当にみんな優しすぎて。人を思うことは素晴らしいなって思いました。主題歌の『恋をして』も素敵な曲だし……」と感慨深げに感想を述べる。撮影について聞かれると、赤楚は上白石の目を覗き込みながら「とにかく沖縄が良かったよね。海中道路を自転車で漕ぐシーンとか本当に気持ちよくて……。ずっと走れるねって話してたんです」と紹介する。沖縄ではちんすこうを食べて感激したと振り返り「沖縄そばも美味しかったです」と食も楽しんだ様子。
その上白石とは金曜ドラマ「ペンディングトレイン−8時23分、明日 君と」(2023・TBS系)などで共演してきたが、今回は恋人役。赤楚は「最初めちゃくちゃ照れ臭かったです……」と感想を述べ、「友達から急に恋人の距離感になってムズムズするというか、恥ずかしいというか」と役柄の関係が変わって上白石と向かい合う照れ臭さを感じたことを紹介。上白石は、演じる役によって赤楚がさまざまな顔を見せることに驚いたといい「今回はミステリアスな知らない赤楚さんがいました」と新たな気付きを打ち明けた。
赤楚はHYメンバーの参加を喜び、過去にライブに行ったことも紹介。主題歌の「恋をして」について「素敵な曲だと思いつつ、それぞれの役にリンクしているなと思った」と触れ、「大切な人に届けたいという思いの伝わる、すごく温かい曲でした。これからも聴き続けていきたい曲」とメンバーの前で感想を話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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