洪水にのまれつつある世界を舞台に、“水を怖がらない”一匹の猫の旅路を描いた長編アニメーション『Flow』が、2025年3月14日より日本公開されることが決定、ポスタービジュアルが公開された。
ポスタービジュアルに描かれたのは、ボートの上に立ち、こちらを見つめる“水を怖がらない一匹の黒猫”。その後ろには、美しい夕日に照らされた世界が垣間見える。文字通りの荒波となって襲いかかる運命に、生き残った動物たちはどのように立ち向かっていくのか。壮大な旅のはじまりを思い起こさせる仕上がりだ。セリフを用いず、息を呑む映像美と共に、一匹の猫の85分の旅路を描き出す。
監督・製作・編集・音楽を手掛けた長編アニメ『Away』で、24歳にして鮮烈な長編デビューを飾ったラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目。2024年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でプレミア上映された本作は、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞、観客賞ほか4冠に輝いた。ギレルモ・デル・トロ監督が「アニメーションの未来の壮大な幕開け」と激賞したほか、2025年アカデミー賞国際長編映画賞ラトビア代表に選出されるなど、アカデミー賞ノミネートにも期待がかかる注目作だ。(編集部・入倉功一)
映画『Flow』は2025年3月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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