トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン』シリーズ第4弾(タイトル未定)の日本公開が、2026年夏に決定した。
全世界興行収入歴代3位の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)に続く最新作は、トムがスパイダーマン/ピーター・パーカー役で続投。監督は、過去3作品を手がけたジョン・ワッツから、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンにバトンタッチされる。
トムは、最近出演した米テレビ番組「Good Morning America」「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」でも『スパイダーマン4』について言及し、2025年夏に撮影が始まることを明言している。また、リッチ・ロールのポッドキャスト番組に出演したトムは「次も最高のスパイダーマンを届ける義務があり、そのクオリティーに誠実であることが本当に重要だと思っています。スタジオは非常に協力的で、僕をクリエイティブ・ルームに歓迎してくれたことに感謝しています。今アクセル全開で作業をしていますが、まだ調整が必要な部分がたくさんあるんです」とコメント。すでに、恋人であるゼンデイヤ(MJ役)と草稿を読んでおり、「部屋で跳び跳ねてしまうほど興奮しました。これはファンの尊敬に値する本物の映画になる」と自信をのぞかせている。
また、気になるのは『ノー・ウェイ・ホーム』のおまけシーンで描かれた地球外生命体“シンビオート”の断片。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にやってきたヴェノム/エディ・ブロックが、自分たちのユニバースに戻った後に残ったものだ。
同作のラストシーンから始まる『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(全国公開中)で主演を務めたトム・ハーディ(ヴェノム/エディ・ブロック役)は、ニューヨークプレミアでヴェノムに別れを告げるのメッセージを求められた際、シリーズ完結編としながらも「実際にはヴェノムにさよならするのではなく、最後の舞台(ラストダンス)へようこそと言うべきでしょう。ヴェノムの物語はまだ終わっていない。彼にはまだまだやることが、たくさんある」と意味深発言。スパイダーマンとのクロスオーバーについて聞かれると、「トム・ホランドは、最高のスパイダーマン」と称賛したうえで、「彼と一緒に仕事をしてみたいですね。誰かが私を必要としてくれるなら、喜んで参加する」と前向きな姿勢を見せている。
なお、『スパイダーマン4』の全米公開は2026年7月24日を予定している。(編集部・倉本拓弥)
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