先週末(11月8日~11月10日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ヴェノム』シリーズ第3弾にして完結編『ヴェノム:ザ・ラストダンス』が興行収入1,590万4,148ドル(約24億円)で3週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』から首位の座を奪うことはできなかったものの、新作2作が堅調なスタートを切った。ヒュー・グラント初のホラー『ヘレティック(原題) / Heretic』は興収1,101万6,055ドル(約17億円)で2位デビュー。宗教を題材にした本作でヒューは、モルモン教の女性宣教師たちを家に閉じ込める不気味な男を怪演している。『クワイエット・プレイス』の脚本家で、『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』の監督であるデュオ、スコット・ベック&ブライアン・ウッズがA24と共に手掛けた。
もう1作はクリスマス舞台の児童書を基にしたコメディードラマ『ザ・ベスト・クリスマス・パジェント・エバー(原題) / The Best Christmas Pageant Ever』で、興収1,075万2,502ドル(約16億円)で3位デビューを果たした。(編集部・市川遥)
11月8日~11月10日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
2(初)『ヘレティック(原題) / Heretic』
3(初)『ザ・ベスト・クリスマス・パジェント・エバー(原題) / The Best Christmas Pageant Ever』
4(2)『野生の島のロズ』
5(3)『スマイル2(原題) / Smile 2』
6(4)『コンクラーベ(原題) / Conclave』
7(11)『ANORA アノーラ』
8(5)『ヒア(原題) / Here』
9(6)『ウィー・リブ・イン・タイム(原題) / We Live in Time』
10(7)『テリファー 聖夜の悪夢』
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