日向坂46の渡辺莉奈が15日、都内で行われた映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。本作の舞台あいさつに初めて参加できたことを喜ぶ渡辺は、MCからのムチャぶりにも対応して会場を沸かせた。この日は同じくグループ4期生メンバーの正源司陽子、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花、熊切和嘉監督も出席した。
本作は、アイドルグループ・日向坂46の4期生メンバー11人が全員出演する青春群像劇。修学旅行で東京を訪れたメンバー演じる高校生たちが、自由行動の日に東京でさまざまな場所を満喫する。
この日は、学業を優先していたため、これまでの舞台あいさつに参加できなかった渡辺が初登壇。「おかえりー!」と大歓声で迎えられた渡辺は「ようやく(舞台あいさつに立つ)夢がかないました」と笑顔を見せると、「うれしいです。生配信でみんなが頑張っていたのを見ていて、いつかは参加したいと思っていたので、こうやってお台場で映画の撮影の時のように4期生がみんな大集合したのが感動です。本当にありがとうございます」と喜びのコメント。
渡辺が演じる桐井智紗は、2期生メンバーの小坂菜緒演じるアイドル・有川凛に憧れているという設定。実際の二人の関係も似ていることから、渡辺は「本気で憧れて頑張って加入したきっかけでもある小坂さんと一緒に、作品の中でもアイドルとファンの役をできたのがうれしかったです」と告白。また、「凛ちゃんと智紗ちゃんのシーンに感動したと言ってくださる方が多くて、わたしも凛ちゃんが言ってくれた台詞がいいなぁと思っていたのでうれしいです」とにっこり。そこでMCから「その台詞を伺ってもいいですか?」とムチャぶりされると、渡辺は気持ちを作って「こっち側の人だと思う。待ってるね」と発すると、ファンから「ふぅ~!!」と歓喜の声。渡辺は「初めての舞台あいさつってこんなにイジられるんですか?」とはにかんだ。
そんな渡辺は、グループでは末っ子キャラだそうで、正源司は「まだ“赤ちゃん”なので大事に見守っていきたいところです。撮影期間は(役として)しんみりした顔が多かったので、みんな『う~ん、そうなのぉ』と(赤ちゃんをなだめる感じに)なっていました。初めて完成した映画を観させてもらった時も、みんな『赤ちゃんやん!』ってずっと言っていました。めっちゃ可愛かったです」と“お姉さん”の表情をのぞかせた。
イベントでは、観客への感謝の気持ちと4期生メンバーのさらなる飛躍を願い、酒樽を割る鏡開きも実施。ほとんどのメンバーが未経験で、正源司は「お餅を割るヤツじゃないですよね?」と首をかしげるが、無事に鏡板を割ると小槌を掲げて喜んだ。(錦怜那)
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