名匠リドリー・スコット監督がメガホンを取り、アカデミー賞5冠に輝いた大ヒット映画の続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日全国公開)日本語吹替版キャストが発表された。主人公ルシアス(ポール・メスカル)の声を担当する武内駿輔をはじめ、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴ら豪華声優が集結する。
本作は、古代ローマを舞台に、皇帝の謀略により妻子を殺され、奴隷の身分となった元大将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)が、剣闘士として戦う姿を描いた名作『グラディエーター』(2000)の続編。1作目のその後を舞台に、妻を殺したローマ帝国軍への復讐を胸に剣闘士となった戦士ルシアスの戦いを描く。
武内が剣闘士としてローマへの復讐を誓うルシアスを演じるほか、大塚が、帝国での地位を狙うためにルシアスを利用する奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)役を担当。そして、ルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政がはびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく屈強な将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)を山寺が演じる。
沢海は、前作『グラディエーター』から主要キャラクターで唯一の再登場となる元皇帝の姉にしてルシアスの母、ルッシラ(コニー・ニールセン)を続投。そして、宮野と梶は、狂気にとらわれた極悪非道な双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)とカラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)役で絶妙なコンビネーションを披露する。
主人公ルシアスを演じるにあたり、武内は「巨匠リドリー・スコットの作品に関わる事ができるなんて、まさに夢のようでした」と喜びのコメント。さらに、主演のポールについて「自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、全てにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは……今年の運は全て使い果たしました今回のルシアス役では、その繊細な表現力を活かし、荒々しくも高貴な出立ちを見事に演じきっています」と絶賛する。
また、本作について「とにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、齧り付くこと間違いなしです! 字幕を追う事なく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく! 皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!」と力強く語っている。
日本では、吹替版も一部を除くほぼ全ての劇場で上映される予定となっており、IMAX・4D・ドルビーシネマ・Screen X 等のラージフォーマットも含めた初週公開スクリーン数は全884スクリーンと、日本におけるパラマウント映画史上最大の公開規模となる(過去最大:『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の874スクリーン)。(編集部・入倉功一)
【関連情報】
・映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』オフィシャルサイト
・【動画】『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』吹替版予告編
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