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伊原六花、アニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で念願の声優初挑戦 15歳の高校生役

シネマトゥデイ 映画情報 2024年11月19日 8時0分

 天海祐希主演の『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』(12月13日公開)に出演する女優の伊原六花が、12月6日に NHK E テレで放送予定のテレビアニメ版第140話「ドラマチックどら焼き」で声優に初挑戦することが明らかになった。

 第140話は、食べれば退屈とは無縁の毎日を過ごせる不思議な駄菓子“ドラマチックどら焼き”が登場する物語。変わり映えのしない毎日に退屈している16歳の高校生・弓削前湊斗(ゆげまえ・みなと)は、ある日、道で銭天堂の金色の招き猫を助ける。すると、銭天堂の紅子が家にやってきてお礼に“ドラマチックどら焼き”をもらう。どら焼きを食べた湊斗の身のまわりには次々とドラマチックなことが起き、後輩のくるみとデートすることに。二人は遊園地でいい雰囲気になるのだが……という物語。

 実写版では、オリジナルキャラクターの雑誌編集者・相田陽子を演じる伊原。今回のアニメ版では、湊斗とデートすることになる後輩・くるみの声を担当する。デビュー当時から、声の仕事を夢見ていたといい「手が震えるくらいめちゃくちゃ緊張しました……。デビューしてから割とすぐくらいからずっと声のお仕事をやりたいと言っていたのでやっと叶ったのでとても嬉しかったです」と喜びのコメント。

 また、15歳の高校生という役どころについて「はじめは実年齢より10個くらい下の役なので若々しくやったほうがいいのかなと思っていたんですが、今回湊斗先輩を演じる入野自由(いりの・みゆ)さんから、割とそのまんまの等身大で大丈夫だと思うって先に言っていただいていたので、自由さんのお声を聴きながら変に若作りしすぎないように、そのまま演じることができました!」と役づくりエピソードも告白。

 そのうえで「この大人気シリーズへ参加できたことがすごく幸せでした。緊張はしたんですが、楽しくワクワクしながらできたので是非アニメの方も楽しみにしていただけたらなと思います。そして映画は実写化するにあたって子供たちもワクワクする不思議なファンタジーの中にちょっと大人もハッとするようなストーリーになっていると思いますので、是非劇場で“銭天堂”の世界に入っていただけたらなと思います」と語っている。

 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。実写版では、銭天堂の紅子を天海が、新米教師役・等々力小太郎を大橋和也、ファッション雑誌の編集者・相田陽子を伊原、「銭天堂」のライバル「たたりめ堂」店主・よどみを上白石萌音が演じる。メガホンを取ったのは中田秀夫監督、脚本は吉田玲子が担当する。(編集部・入倉功一)

アニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」第140話「ドラマチックどら焼き」は NHK E テレで12月6日(午後6:40~)放送予定

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