俳優の松本若菜が23日、109シネマズ二子玉川で行われた映画『はたらく細胞』(12月13日公開)ファミリープレミア試写会に阿部サダヲ、マイカ・ピュ、泉谷星奈と共に登壇。本作で永野芽郁とダブル主演を務める佐藤健との思い出を語った。
本作は、清水茜のコミック「はたらく細胞」に加えて、清水と原田重光、初嘉屋一生による同作品のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を、映画『テルマエ・ロマエ』シリーズや『翔んで埼玉』シリーズなどを手掛けた武内英樹監督が実写映画化。生活習慣や体内環境がまったく違う親子(阿部サダヲ、芦田愛菜)を通して、体内で病原体の侵入を防ごうとする細胞たちの活躍を描く。
松本は本作で、優しい顔でちゃきちゃきと仕事をこなす細胞マクロファージを好演している。映画を観た感想を聞かれ「描かれているのは人間の体内なのですが、エキストラさんを含めて何千人も出演するなど、圧倒的なスケール」と作品の規模感に驚いたと言うと、印象に残っているシーンについて「阿部さんが漏らしてしまうシーンに立ち会っていたのですが、先輩に言うのもおこがましいのですが、素晴らしかった」と絶賛する。
本作は、迫力あるアクションシーンも見どころの一つ。松本は「私もやらせてもらっていますが、佐藤健さんもすごかったですし、山本耕史さん、仲里依紗さん、そのほかの皆さんもものすごい練習量でアクションに挑んだので、伝わっていると思うと嬉しいです」と撮影を振り返る。
松本と言えば、主演を務めた佐藤とは、2007年放送の特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で、姉弟役として共演している。松本は「『仮面ライダー電王』は私も健くんもほぼデビュー作と言っていい作品で、私の中でも思い出深い」と語ると「でも今回の映画では共演と言っても同じシーンがなかったんですよ」と残念そう。
それでも松本は「あれから月日も経ち、健くんもどんどん素晴らしい俳優さんになられて、お互い環境も変わってきている中、勝手ながらどうしても佐藤健さんと会うと、当時の姉と弟みたいな感じになってしまうんです」と照れくさそうに笑うと「それからも出る作品を追って勝手に応援していたので、同じ作品に出させてもらうというのは感慨深かったです」としみじみ語っていた。
そんな松本に、人気子役の泉谷は「いま松本さんのドラマ(わたしの宝物)を観ているのですが、この映画の優しい役とは違って悲しい役。いろいろな役ができてすごいと思います」と憧れの目線を向けると「私も松本さんのようになりたいです。将来の夢です」と明かしていた。(磯部正和)
【関連情報】
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