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なにわ男子・長尾謙杜、初主演映画『おいしくて泣くとき』2025年4月公開!共演に當真あみ

シネマトゥデイ 映画情報 2024年11月22日 7時0分

 なにわ男子の長尾謙杜が、劇場映画初主演を務める映画『おいしくて泣くとき』が、2025年4月4日に公開することが決定し、特報とティザービジュアルが公開された。

 原作は、小説家・森沢明夫による同名小説。幼いころに母親を亡くした心也と家に居場所がない夕花、同級生の2人はひょんなことから“ひま部”を結成し、互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまい……。突然の別れから30年後、彼女の秘密が明かされる。主人公の心也を長尾が、ヒロイン・夕花を當真あみが演じる。監督は、森沢の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』(2022)でメガホンを取った横尾初喜。森沢とは再タッグとなる。

 長尾は、本作について「いろんな悩みや気持ちを抱えている人が登場して、みんなの気持ちが混ざり合ってクライマックスに向かうのが面白く、そしてなんといってもあたたかい作品です」と紹介。「観客の皆様にも、作品を通して気付いていただけることがたくさんあると思いますし、その先になにか繋がるものがあるといいなと思います」とメッセージを送った。

 一方、共演の當真は「誰かを思い行動した時、みんなが少しずつ誰かの居場所になっていき、その縁が巡り巡って自分に返ってくる、そんな作品に私も携わらせて頂ける事がとても嬉しかったです」とコメントを寄せた。

 公開された特報映像は、海辺で笑顔を浮かべる夕花を見つめる心也のカットをはじめ、通学路や図書館でともに過ごす制服姿の2人など、学生時代のきらきらとした時間が映し出される。夕花を守るとが誓う心也。だが、一転、とある事件をきっかけに2人は引き裂かれてしまう。ラストは1人食事をしながらあふれる涙を必死にこらえる心也の姿で締めくくられている。

 また、併せて公開されたティザービジュアルは、「あの夏、僕は彼女に初めて恋をした」「あの夏、彼は私の居場所だった」という心也、夕花それぞれの視点で書かれたコピーと、抱き合う心也と夕花の泣き顔が捉えられた、お互いへの切実な想いが表れた切なさあふれる1枚になっている。(高橋理久)

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