米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは現地時間21日、第97回アカデミー賞の長編アニメ賞の審査対象作品を発表した。
アニメーション映画部門には31作品が審査対象としてエントリー。このなかから5本がノミネート作品となる。日本作品では、押山清高監督の『ルックバック』、山田尚子監督の『きみの色』、久野遥子・山下敦弘監督の『化け猫あんずちゃん』、百瀬義行監督の『屋根裏のラジャー』などが入ったほか、神山健治監督の『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』も対象となっている。
ただし、現時点ではアカデミー賞対象作品の規約を満たしていない作品もあり、それらの作品は投票開始日の前にノミネート条件を満たす必要がある。予備投票は12月9日から13日まで行われ、12月17日にノミネーション候補のショートリストを発表。ノミネート作品は2025年1月17日に発表される。アカデミー賞授賞式は2025年3月2日にハリウッドのドルビーシアターで開催予定。
審査対象作品は以下の通り。
『アートカレッジ1994』
キャプテン・アビスパ(原題) / Captain Avispa』
『リンダはチキンがたべたい!』
『きみの色』
『ザ・デイ・ザ・・アース・ブリュー・アップ:ア・ルーニー・テューンズ・ムービー(原題) / The Day the Earth Blew Up: A Looney Tunes Movie』
『怪盗グルーのミニオン超変身』
『Flow』
『ねこのガーフィールド』
『化け猫あんずちゃん』
『ザ・グラスワーカー(英題) / The Glassworker』
『屋根裏のラジャー』
『インサイド・ヘッド2』
『ケンスケの王国』
『カンフー・パンダ4 伝説のマスター降臨』
『リビング・ラージ(原題) / Living Large』
『ルックバック』
『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
『マーズ・エクスプレス(原題) / Mars Express』
『メモワール・オブ・スネイル(原題) / Memoir of a Snail』
『モアナと伝説の海2』
『ピース・バイ・ピース(原題) / Piece by Piece』
『ロケット・クラブ:アクロス・ザ・コスモ(原題) / Rocket Club: Across the Cosmos』
『シロッコと風の王国』
『エリアンと魔法の絆』
『スルタナの夢』
『ザット・クリスマス(原題) / That Christmas』
『ユニコーンのテルマ』
『トランスフォーマー/ONE』
『Ultraman: Rising』
『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!』
『野生の島のロズ』
【関連情報】
・『ルックバック』予告編
・河合優実、『ルックバック』世界からの反響を実感 アメリカの知人から「観たよ」と連絡
・米倉涼子、綾瀬はるか、菊地凛子、河合優実ら美しすぎる女優達
・森山未來が声と動き!『化け猫あんずちゃん』カンヌの子供たちの前で公式上映
・朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン・高石あかり、どんな人?
・高石あかり&伊澤彩織『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』U-NEXT独占配信開始