超実写版『ライオン・キング』(2019)の前日譚映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日全国公開)から、尾上右近、松田元太(Travis Japan)らが参加する超実写プレミアム吹替版の本予告が公開された。
本作は、『ライオン・キング』の主人公・シンバを命がけで守ったムファサ王と、彼の命を奪った悪役・スカーの若き日を描くはじまりの物語。孤児から王へ運命を切り開くムファサ(声:尾上)と、彼の運命を変える若き日のスカー=タカ(声:松田)。血のつながりを超えた“兄弟”の絆に隠された、驚くべき秘密が明かされる。
マンドリルのラフィキの語りからはじまる本予告では、両親とはぐれた幼きムファサが、タカに助けられたことで、本当の兄弟のような絆を育んでいくさまが映し出される。共に成長する二人だったが、王国を奪おうとする冷酷な敵ライオン・キロス(声:渡辺謙)の出現で、運命は大きく変わってしまう。映像のラストでは、「一緒に戦うんだ!」と言うムファサに対して、タカが「俺には何もない。ムファサに奪われたんだ」と意味深な言葉を返している。
メガホンを取ったのは、『ムーンライト』(2016)でアカデミー賞作品賞含む3部門を獲得したバリー・ジェンキンス監督。超実写プレミアム吹替版にはそのほか、MARIA-E(シンバの母・サラビ役)、吉原光夫(ムファサの父・マセゴ役)、和音美桜(ムファサの母・アフィア役)、悠木碧(姉妹ライオンのひとり・アクア役)、LiLiCo(雄大なサバンナに住む賢いキリン役)が名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)
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