奥嶋ひろまさの人気漫画を吉沢亮主演で実写映画化する『ババンババンバンバンパイア』(2025年2月14日公開)の追加キャスト4名が発表され、堤真一が織田信長を演じることが明らかになった。また、吉沢演じる森蘭丸が住み込みで働く銭湯「こいの湯」を切り盛りする一家の面々に、笹野高史、音尾琢真、映美くららが決定した。
別冊少年チャンピオン」で連載中、テレビアニメ化も決定している同名コミックに基づく本作は、銭湯の一人息子・立野李仁(板垣李光人)の「18歳童貞の血」を狙う450歳のバンパイア、森蘭丸(吉沢)を主人公にしたラブコメ。堤演じる信長は、若き日の蘭丸が仕えていた戦国武将で、蘭丸とその兄・森長可(眞栄田郷敦)を寵愛。信長は長可が蘭丸に恨みを持つきっかけとなった重要人物でもあり、森兄弟の因縁はやがて李仁らを巻き込み思わぬ展開に発展していく。
ラブコメディらしからぬ時代劇シーンに登場するという信長。演じる堤は、吉沢主演の大河ドラマ「青天を衝け」(2021)や、本作の浜崎慎治監督の映画『一度死んでみた』(2020)などで吉沢と共演。蘭丸とのシーンについて「バックハグなど初めてご一緒する方だと恥ずかしいと思ってしまうようなシーンでも、あまり気を遣わずに演じることができました」と振り返っている。
さらに、李仁の祖父で、飄々としていてボケているのか正気なのか掴みどころのない立野長次郎役に笹野高史、豪快で大雑把な性格で、時々思春期の息子に対しデリカシーのないことを言ってしまう父・立野晴彦役に音尾琢真、いつでも明るくみんなをまとめる大らかな母・立野珠緒役に映美くららが決定した。
キャストはそのほか李仁が一目ぼれするクラスメイトの篠塚葵に原菜乃華、蘭丸を長年追い続けるバンパイアハンターの坂本梅太郎に満島真之介、番長・フランケンこと篠塚健に関口メンディーにふんすることが決定している。
堤真一、笹野高史、音尾琢真、映美くららのコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
堤真一(織田信長役)
信長の撮影としては短い期間でしたが、衣装もこだわって撮影しましたので参加できて良かったです。吉沢さんとの共演は、バックハグなど初めてご一緒する方だと恥ずかしいと思ってしまうようなシーンでも、あまり気を遣わずに演じることができました。台本では、他のキャラクターが皆ハチャメチャだったので、僕としてはもう少しはっちゃけたい気持ちもありましたが(笑)蘭丸と長可が崇める存在として、抑えめに演じました。みなさんのぶっ飛んだ芝居が観られると思いますので、映画の完成を楽しみにしています。皆さんも期待してください。
笹野高史(立野長次郎役)
浜崎監督は大好きな監督でございますので、映画館で皆様と一緒に「わっはっは~」と笑えるのを楽しみにしております。
音尾琢真(立野晴彦役)
共演者の皆さんと裸の付き合いができた感覚があり楽しかったです。浜崎監督がおもしろい演出をされる方で、振り切ったお芝居ができました。これから映画をご覧になる皆様は覚悟してください。楽しいだけですから大変なことは何一つありません! 深いことを考えずに劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
映美くらら(立野珠緒役)
板垣李光人君演じる天真爛漫ピュアボーイ・立野李仁の母、立野珠緒を演じます。自由で個性強めな立野家の男子3人+それを上回る存在感である居候の蘭ちゃんを、いつも笑って受け止めます。きっと細かいことは全く気にしない大らかな母です!撮影の合間は、笹野さんや音尾さん、李光人君達とずっと楽しくお喋りをしていました。そんなほのぼのと平和な明るい空気感が立野家のシーンの中に滲み出ていたら嬉しいです。
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