映画『モアナと伝説の海2』(12月6日全国公開)のジャパンプレミアが28日に都内で行われ、日本語版声優の屋比久知奈(モアナ役)、小関裕太(モニ役)、鈴木梨央(ロト役)、ソニン(マタンギ役)が劇中歌を生歌唱。観客を本作の世界に引き込んだ。
本作は『アナと雪の女王』『ウィッシュ』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作。前作『モアナと伝説の海』で描かれた冒険から3年。海と特別な絆で結ばれた少女モアナは、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知り、その呪いを解くために英雄マウイや新たな仲間と共に世界を再び一つにする航海に繰り出す。
本作の歌唱シーンについて、屋比久は「前作は、モアナは海に憧れを持っていて、外の世界にこぎ出していく明るい楽曲でしたが、今回は19歳になったモアナだからこその葛藤や迷い、一歩踏み出す強い気持ちを感じていただけたらと思います」とアピールする。
また小関は、鈴木、ソニンらと歌う楽曲「最高の世界」について「全然足並みがそろわない個性的な彼らに向かって、モアナが『旅ってこんなに楽しんだよ』というところからみんなの声が重なっていく楽曲」と説明し、「歌うのはかなり難しいけど、聞いているとワクワクして歌いたくなります。早く聞いて、誰が最初に歌えるようになるのか知りたい」と観客に“チャレンジ”を提案した。ラップに初挑戦したという鈴木は「楽譜をいただいたときは本当に難しくて、どういうことなんだろう? って。でも何度も練習して、気づいたときには口ずさめるようになるまで落とし込めました」と自信をのぞかせた。
その後、本作を象徴する楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を屋比久がパワフルに歌い上げると、大勢のダンサーやコーラスを伴い、4人で劇中歌の「帰ってきた、本当のわたしに」をリズミカルに生歌唱し、観客を魅了する。
屋比久は「1人で歌うのは寂しいので、たくさんの人たちと歌えて楽しかったです」とにっこり。小関は「この歌から始まるので、(上映がはじまると)たぶん鳥肌が立つんじゃないかな」と予想。ミュージカル女優としても活躍するソニンは「普段は劇場で生で演じることが多いのですが、アニメーションだからこそ表現できる美しさと、映像だからこそ表現できる壮大なミュージカルがこんなにもエネルギーをくれると感動しました。たくさんの皆さんに広めて“モアナ”ブームを起こしていきましょう」と呼びかけた。(錦怜那)
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