11月29日から12月1日までのまでの週末映画動員ランキングが興行通信社より2日に発表され、横浜流星主演のサスペンス『正体』が初日から3日間で観客動員16万6,000人、興行収入2億200万円をあげ、初登場1位を獲得した。
1位の『正体』は、染井為人の小説を来年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主演を務めることでも話題の横浜流星主演で実写化。世を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)の488日間にわたる逃走劇。共演に吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈、山田孝之ら。『青の帰り道』『ヴィレッジ』などで横浜と度々組んできた藤井道人監督がメガホンをとった。
5位に『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』が初登場。初日から3日間の成績は、動員4万6,000人、興収5,800万円。モルモットが車になったモルカーたちを描くストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」をCGアニメで映画化。ヒューマンキャラクターのボイスキャストに相葉雅紀、大塚明夫が参加。監督は、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』シリーズや『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』などのまんきゅう。
9位に、宮崎駿(※崎は「たつさき」)監督作『ルパン三世 カリオストロの城』の公開45周年記念上映がランクイン。初のIMAX上映も行われている。
既存作品では2週連続1位だった『室井慎次 生き続ける者』2位となり、週末3日間で動員11万5,000人、興収1億4,100万円を記録。累計成績は動員が95万人を超え、興収が13億円に迫る。3位は前週に続き『六人の嘘つきな大学生』で、週末3日間の成績は動員7万5,000人、興収9万1,800万円をあげ、累計成績は動員24万人、興収3億3,500万円を突破している。
今週は『劇場版ドクターX』『モアナと伝説の海2』『うちの弟どもがすみません』『ホワイトバード はじまりのワンダー』、ドキュメンタリー『どうすればよかったか?』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年11月29日~12月1日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『正体』:1週目
2(1)『室井慎次 生き続ける者』:3週目
3(3)『六人の嘘つきな大学生』:2週目
4(2)『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』:4週目
5(初)『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』:1週目
6(4)『WEST. 10th Anniversary Live “W” -Film edition-』:2週目
7(5)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』:3週目
8(6)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:5週目
9(初)『ルパン三世 カリオストロの城』:1週目
10(7)『海の沈黙』:2週目
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