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『モアナと伝説の海2』が記録破りの特大ヒット!『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』超え【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 2024年12月3日 16時39分

 先週末(11月29日~12月1日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』が興行収入1億3,978万7,385ドル(約210億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

 2024年公開作品のオープニング興収としては、『デッドプール&ウルヴァリン』(2億1,143万5,291ドル・約317億円)、『インサイド・ヘッド2』(1億5,420万1,673ドル・約231億円)に続き3位となる好成績。ここまで3位につけていた『ウィキッド ふたりの魔女』(ユニバーサル配給)を上回ったため、ディズニー配給作がトップ3を独占する形となった。

 感謝祭の祝日を含めた11月27日~12月1日までの5日間興収としては、2億2,544万1,826ドル(約338億円)をたたき出す大ヒットを記録した。これは、2023年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(5日間興収2億460万ドル・約307億円)を上回り歴代最高となる。日本公開を前に、世界興収は3億8,925万8,468ドル(約584億円)に達している。

 “モアナ”は今やディズニーで最も人気のIPの一つに成長した。キャッチーな楽曲にあふれた前作『モアナと伝説の海』(2016)はストリーミング時代にその人気を加速させ、昨年、Disney+における視聴時間の合計が10億時間を突破。アメリカで昨年最もストリーミング再生された映画となり、もともとテレビシリーズとして企画されていた『モアナと伝説の海2』の劇場公開への道を開いた。アニメーション映画シリーズが今後も続くことは濃厚なほか、実写版の全米公開日も2026年7月10日に決まっている。(編集部・市川遥)

11月29日~12月1日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『モアナと伝説の海2』
2(1)『ウィキッド ふたりの魔女』
3(2)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
4(3)『レッド・ワン』
5(6)『ザ・ベスト・クリスマス・パジェント・エバー(原題) / The Best Christmas Pageant Ever』
6(4)『ボンヘッファー:パスター。スパイ。アサシン。(原題) / Bonhoeffer: Pastor. Spy. Assassin.』
7(5)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
8(7)『ヘレティック(原題) / Heretic』
9(8)『野生の島のロズ』
10(11)『ア・リアル・ペイン(原題) / A Real Pain』

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