「機動戦士ガンダム」新シリーズ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の声優キャストが発表され、黒沢ともよ、石川由依、土屋神葉の参加が明らかになった。
本作は、「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けるスタジオカラーと、ガンダムシリーズのサンライズが初タッグを組む新シリーズ。戦争難民の少女との出会いをきっかけに、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる女子高生アマテ・ユズリハの姿が描かれる。日本テレビ系列での放送にさきがけ、一部話数を劇場上映用に再構築した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が2025年1月17日から全国373館で劇場上映される。監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの鶴巻和哉、シリーズ構成は榎戸洋司、メカニカルデザインは山下いくとが担当。脚本は庵野秀明も榎戸が執筆する。
黒沢が声を当てるのは、本作の主人公アマテ・ユズリハ(エントリーネーム:マチュ)。平穏なコロニー暮らしの日常を、どこか偽物のように感じていた女子高生で、少女ニャアンと出会ったことをきっかけに、謎の最新鋭モビルスーツ。「GQuuuuuuX(ジークアクス)」のパイロットとなり、モビルスーツ決闘競技「クランバトル」に参加する。
石川は、非合法な運び屋をしている少女・ニャアン役を担当する。故郷が戦場となり難民となり、家族の安否を確認する暇もなく、単身プチ・モビルスーツでコロニーを脱出した。
そして土屋が務めるのは、マチュ&ニャアンの前に現れた不思議な少年シュウジ・イトウ役。コロニーの外壁にグラフィティーを描き、軍警から指名手配されている。ある目的のため、お金を稼ぐために「クランバトル」に参加する。
公開に向けて、主人公機「GQuuuuuuX(ジークアクス)」がガンプラHGシリーズで最速プラモデル化。1月17日から一般店頭のほか、上映劇場でも販売される。価格は税込2,200円。
声優キャストのコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
黒沢ともよ(アマテ・ユズリハ/マチュ役)
マチュを演じさせていただきました。
黒沢ともよです。
制作現場で改めて“ガンダム”という遺伝子に触れ、
その力強さ、そして熱量に打ちひしがれながらも、
必死につとめさせていただきました。
鶴巻監督イズムが画面中から溢れるハイカロリーな本作、
いまは只々公開を楽しみにしています。
石川由依(ニャアン役)
元難民のニャアンは、人とコミュニケーションをとるのが苦手ですが、それでも一人で生き抜いてきた力のある子です。
そんな彼女に初めてとも言える友達ができ、どう巻き込まれていくのか。わたし達もどんな結末を迎えるのか最後まで全く予想できませんでした!
スタジオカラーさんが作る機動戦士Gundam、是非お楽しみに!
土屋神葉(シュウジ・イトウ役)
本作のオーディションの合格は、僕にとってはまさに青天の霹靂でした。一見するとつかみどころがなく不思議ちゃん的印象のシュウジですが、彼が紡ぐ言葉は彼にとっての事実であり、彼の中では当然のこと。あくまでも普通の少年としての感覚を大切に、台詞を紡ぎました。ぜひいろいろと考察して下さい!
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