DCドラマ「GOTHAM/ゴッサム」で共演して夫婦となったベン・マッケンジー&モリーナ・バッカリンが7日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2024」にて行われた「バットマン」85周年特別ステージに出席。ファンからの質問に回答しながら、夫婦円満の秘訣を語った。
二人が共演した「GOTHAM/ゴッサム」は、「バットマン」シリーズの前日譚として、ゴッサム市警(GCPD)の刑事ジェームズ・ゴードンの活躍を描いたドラマ。ベンは主人公のゴードン刑事を、モリーナはゴードン刑事の恋人レスリーを全5シーズンにわたって演じた。
ゴードン刑事を演じる際に意識していたことを問われたベンは、「ジムがどんな子供時代を過ごしてきて、ゴッサムという街をすごく愛していたのはどうしてなのかを知ること。それによって、より若い時代のゴードンの要素を盛り込むことができると思いました」と役へのアプローチ方法を振り返る。
「GOTHAM/ゴッサム」で印象に残っているエピソードについて、モリーナはキャメロン・モナハンが演じたジョーカーが登場する全てのエピソードだと告白。「一般放送のテレビで『ここまでやるのか』というくらいのワイルドさ、クレイジーさを観客に見せていました」とモナハンの怪演を評価した。
ゴードン&レスリーが結婚するシーズン5の第9話「ゴードンの決意」は、ベンが自ら脚本を執筆している。モリーナとは後に実生活でも夫婦になったが、ベンは「レスリーが『Do you love me?』と言うセリフも、私がこういう風に言ってほしいなという思いで書いたんです」と恥ずかしそうに振り返り、モリーナも「あの言い方、素の私は絶対にしないから」とすかさずツッコミを入れていた。
イベント中も談笑したり、アイコンタクトを取るなど、仲の良さがうかがえた二人。2017年に結婚した二人の夫婦円満の秘訣について質問されたモリーナは「シー!」と内緒にする仕草を見せ、「20年経ったら教えてあげます」とジョークで返すと、ベンは「日本語で子は鎹(かすがい)という言葉がありますよね。私たちには子供が3人います。子供がいることによって、結婚生活が幸せになっています」と回答した。
イベントには、アニメ「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」(2025年3月21日配信予定)から山寺宏一(バットマン役)、監督の水崎淳平と高木真司、脚本の中島かずき、キャラクターデザインの岡崎能士も出席。ベンとモリーナも一緒に、DCキャラクターのコスプレイヤーたちと記念撮影に応じていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「東京コミコン2024」は12月8日まで幕張メッセで開催中
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