俳優の山本耕史が13日、丸の内ピカデリーで行われた映画『はたらく細胞』初日舞台あいさつに登壇。魅せる体へのこだわりを語ると共に、トレーニング中に起きたハプニングを明かしていた。イベントには、永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、武内英樹監督も出席した。
本作は、漫画家・清水茜の同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督が実写映画化。山本は、リンパ球の一種で、強力な殺傷能力を持つ免疫細胞の主力部隊であるキラーT細胞を演じた。
劇中、マッチョな体でハードなアクションを披露している山本。体づくりについて「作品のなかでどこが出るのかが大事なんです」と語ると「衣装合わせのとき、今回はおなか(腹筋)を出すのではなく、上半身が強調される感じだったので、そこを重点的に鍛えました」とポイントをあげる。
もともと体格がよい山本だが「短時間で、ここからさらに大きくするのはとても大変。結構体に負担もかかりました」と大変な肉体改造だったと告白。また、本作とは別の機会の筋トレ中に、大きなアクシデントに見舞われたことも明かした。
山本は「トレーニング中に、いつもと違う靴を履いていたんですね。そうしたら滑ってしまい、20キロの重りを自分の足の上に落としてしまったんです」と痛々しいエピソードを披露すると「本当に指がつぶれちゃったのかなと思うぐらい痛かった」と回顧する。
そのときは周囲を心配させないようにノルマをこなしたというが、あまりの痛みに病院へ。すると「足の真ん中の指が3本折れていた」とかなりの重症だったことを明かし「いつもと違うものを履くと怪我の原因になるんですよね」と自らを戒めていた。
そんな山本は、本作で共演した芦田とも思い出も振り返り「愛菜ちゃんが5歳のとき(ドラマ)『Mother』で一緒になって、そのあと『OUR HOUSE』が12歳のころだったかな。そして今回と、まるでマトリョーシカを見ているような感じなのですが、5歳のときから本当にちゃんとしていました。自分の子供の5歳のときを見ているので。(芦田が)撮影現場でおとなしくしてセリフをしゃべって演技をしているなんて奇跡的ですよね」と当時から“すごかった”ことを明かしていた。(磯部正和)
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