約2年前の除雪車事故で瀕死の重傷を負った俳優のジェレミー・レナー(53)は、驚異的な回復を見せている。サウジアラビアの紅海国際映画祭で「怪我による制限はあるか」と問われたジェレミーが、「俺はそれを制限とは見ていない。俺は25%チタンだけどね。だから、アイアンマンより強い。俺はチタニウムマンだ」とFワードを使って金属の強度を引き合いに出したマーベルジョークを繰り出したとDeadlineなどが報じた。
『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役でおなじみのジェレミーは2023年の元日、米ネバダ州の自宅付近で除雪作業をしていたところ、除雪車の下敷きになり救急搬送された。一緒にいた甥を助けようとして起きた事故だった。ジェレミーはこの事故で30か所以上を骨折、肺や肝臓にも損傷を受けたが、熱心にリハビリに励み、今年1月には主演ドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3の撮影に復帰するという驚異的な回復を見せていた。
ジェレミーは「1月で事故から2年になるが、人生において大きな逆境を乗り越えられたことを、とても、とても、誇りに思っている。世界中の人々から愛とサポートをもらったことを、永遠に感謝するだろう。それまで存在することも知らなかった人たちだ。彼らの愛とサポートが回復の原動力であり、俺の人生の現時点で、それだけが俺を定義づけている」とファンへの感謝の思いを口にしていた。(編集部・市川遥)
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