ディズニー・アニメーションの人気作『塔の上のラプンツェル』(2010)の実写映画化が進行しており、映画『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシーが監督交渉に入っているとDeadlineなどが報じた。
グリム童話を基にした『塔の上のラプンツェル』は、魔法の長い髪を持っていたことで塔の外に出ることを許されなかった少女ラプンツェルが、塔にやって来た泥棒フリンと共にさまざまな冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。初めてフルCGで制作されたディズニープリンセス映画であり、世界興行収入5億9,180万6,017ドル(約888億円)を上げるヒットとなった。ラプンツェルとフリンが歌うメイン楽曲「輝く未来(I See the Light)」はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、ファンが多い作品としても知られる。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
グレイシー監督はCMやミュージックビデオ業界で活躍し、ロングランヒットとなったヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で映画デビュー。来年3月28日に日本公開される新作『BETTER MAN/ベター・マン』もミュージカル映画で、イギリスのポップスター、ロビー・ウィリアムスの半生を描いている。華やかなミュージカルが得意なだけに、『塔の上のラプンツェル』との相性もよさそうだ。
最新版の草稿を書いているのは『ソー:ラブ&サンダー』『リベンジ・スワップ』などのジェニファー・ケイティン・ロビンソンで、キャストについての情報はまだない。(編集部・市川遥)
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