大人気シリーズの第1作となる映画『ワイルド・スピード』（2001）が、テレビ東京の映画番組「午後のロードショー」（毎週月曜～金曜・午後1時40分～）で、本日23日に放送される。
『ワイスピ』の原点となる本作は、若者たちが大金を賭けたストリート・レースに熱狂するロサンゼルスを舞台に、カーレースを通じて出会った潜入捜査官ブライアン（ポール・ウォーカー）と天才ドライバー・ドミニク（ヴィン・ディーゼル）の友情を描く物語。監督を『トリプルX』（2002）などのロブ・コーエンが務めた。
トラック強盗事件の潜入捜査官に選ばれたブライアンは、強盗団のリーダーと目されるドム、そして妹のミアと親密になりながら、捜査を進めていく。だが、ストリートレーサーとしての絆を深めていくうちに、ブライアンはドムとの友情と、警察官としての使命との間で揺れ動くようになる。
見どころは何といっても2人のレースシーン。初めての対決ではスピード狂の本能をくすぐるテクニックの応酬と緊張感あふれるやり取り、そしてクライマックスとなる決着のレースでは、そこに互いの想いがぶつかり、息の合ったテクニックとスピードの競演が繰り広げられる。
今は亡きポールさんや、その後も主人公として人気シリーズをけん引してきたヴィンに加え、ドムのパートナー、レティ役のミシェル・ロドリゲスや、妹ミア役のジョーダナ・ブリュースターなど、おなじみのメンバーの初々しい姿も。また、年明け1月9日には、続く第2作『ワイルド・スピードX2』（2003）も放送される。
なお、シリーズ完結作となる第11弾の撮影は来年初頭、公開は第1作からちょうど25年となる2026年6月に全米公開が予定されている。（高橋理久）
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