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『はたらく細胞』史上最速のFukase!佐藤健とバトルメイキング映像公開

シネマトゥデイ 映画情報 2024年12月18日 6時1分

 清水茜の人気漫画を実写化した映画『はたらく細胞』(公開中)から、白血球(好中球)を演じる佐藤健と、異常細胞を演じるFukase(SEKAI NO OWARI)のバトルシーンの本編映像の一部やメイキング、二人が撮影を振り返るアフタートークを収録した特別映像が公開された。

 シリーズ累計発行部数1000万部を超える漫画「はたらく細胞」と、スピンオフ作品「はたらく細胞 BLACK」を原作とする本作では、不健康極まりない漆崎茂と、規則正しい生活習慣を身につけて高校生活を送る日胡の父娘の体内を軸にしたエピソードが展開する。ダブル主演を務める赤血球役の永野芽郁、白血球(好中球)役の佐藤健に加え、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、マイカピュ、加藤清史郎、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠ら豪華な顔ぶれが集結。初日から3日間で動員61万1000人、興行収入8億4400万円を記録する大ヒットスタートを切った。

 本作で話題を呼んでいる、佐藤とFukaseのバトルシーン。Fukaseは、白血球らはたらく細胞たちの最大の敵となる異常細胞を演じている。白血球を「お兄ちゃん」と呼ぶ彼は白血球と同じく真っ白な姿をしているが、その頬には不気味な血管のような模様が走り、禍々しいオーラを放っている。そして「かっこいい白血球になりたかったのに……!」と悲痛な叫びを上げる。

 Fukase自身、映画のイベントなどで「人生史上最も速く動きました」と語っていたが本編映像では、その言葉通りの勇姿が。絶叫しながら猛スピードで突撃し、白血球の攻撃を大跳躍でかわしながら反撃に転じるなど戦闘力の高さを見せる異常細胞。そんなバトルシーンには、佐藤が主演作『るろうに剣心』や『亜人』で現場を共にした大内貴仁に自ら声をかけた尽力があった。佐藤いわく、目指したのは「細胞ならではのアクション」。アフタートークでは「普通の人間同士が戦うアクションをこの作品でやってもしょうがないと思っていたので、みんなでアイデアを出し合って、人体の中だからこそ表現できることをアクションシーンに詰め込みました」とこだわりを明かしている。

 メイキングでは、佐藤がアクションの先輩として「もっと(全力)で来ていい」と声をかけ、思わずFukaseが「もっといっちゃっていいの!?」と聞き返すやりとりも。佐藤が見どころの一つとして挙げているのが、異常細胞が白血球の首を絞めるシーン。「『全然遠慮しないで』っていう話をして、本当に僕がただただ首を絞められている10秒ぐらいがあるので、そこは注目して見て欲しいですね」と自信をのぞかせている。

 また、“ラスボス”ともいうべき異常細胞について、Fukaseは「根っからの悪ではなく、自分の運命によって変わってしまった役だったので、悪役を演じるっていう気持ちは無くすようにしていた」と役づくりについても言及。一方、佐藤は異常細胞に対して「かわいそう」と同情の気持ちがありつつも、白血球の仕事として倒さなければならない葛藤を語っている。(石川友里恵)

【関連情報】
『はたらく細胞』公式サイト
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