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日曜劇場「御上先生」物語のカギを握るキャスト発表 吉岡里帆&及川光博ら8名、「VIVANT」メンバーも再集結

シネマトゥデイ 映画情報 2024年12月20日 6時0分

 2025年1月期に放送される松坂桃李主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)で、物語のカギを握る新キャスト8名が発表された。吉岡里帆、臼田あさ美、及川光博、常盤貴子、北村一輝といった主演級から名バイプレーヤーが出演するほか、松坂も出演した大ヒット日曜劇場「VIVANT」メンバーの迫田孝也、櫻井海音、林泰文も名を連ねる。

 「VIVANT」「アンチヒーロー」などヒット作を連発する飯田和孝がプロデューサーを務める本作は、高校教師になったエリート文科省官僚が、令和の高校生たちと共に、日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。松坂は、官僚派遣制度によって私立高校「隣徳学院」への出向を命じられた東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(みかみ・たかし)を演じる。

 今回発表された8人は、御上を取り巻く教師・官僚を演じる。「ごめん、愛してる」以来7年ぶりの日曜劇場出演となる吉岡は、隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香(これえだ・ふみか)役。熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師だが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることになる。

 12年ぶりの日曜劇場となる臼田は、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美(いっしき・まゆみ)役。日曜劇場常連の及川は、御上の上司で御上の隣徳学院への赴任を後押しした文科省初等中等教育局局長・塚田幸村(つかだ・ゆきむら)役、日曜劇場出演は5年ぶりの常盤は元隣徳学院の教師・冴島悠子(さえじま・ゆうこ)役、「天国と地獄~サイコな2人~」以来4年ぶりに日曜劇場に帰ってきた北村は、隣徳学院の理事長・古代真秀(こだい・まさひで)役を務める。

 また、「VIVANT」で松坂との共演シーンが話題になった迫田は、国家公務員試験に落ちた経歴を持つ隣徳学院3年の学年主任・溝端完(みぞはた・たもつ)を演じる。「VIVANT」に続き2度目の日曜劇場出演となる櫻井は、御上の文科省の後輩・津吹隼人(つぶき・はやと)、「VIVANT」「アンチヒーロー」と飯田Pとタッグを組んだ林は、神出鬼没な男・中岡壮馬(なかおか・そうま)にふんする。

 飯田プロデューサーのコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

飯田和孝プロデューサー

子供は大人の下に存在する、学生は大人の管理下にある、もちろん安全面など大体において正しいと思うのですが、欧米に比べてこの管理意識が異様に高いのが日本なんだそうです。18歳から成人とされたにもかかわらず、この構図は変わる気配はありません。そしてこの構図が、「人のせいにする大人」を生み出しているとさえ言われています。

このドラマで、御上先生に影響を受けるのは、29人の生徒だけではありません。登場する大人たちも、御上先生の「考えろ」という言葉に突き動かされていきます。学校、文科省、さまざまな場面で、御上先生の言葉を感じ、変化していきます。大人たちが、自分の弱さを認め、考えて、変化しようとする時、生徒と同じように大人も成長していきます。社会が抱える問題、私たち大人が見て見ぬ振りをしてきた問題に、この登場人物たちが向き合わせてくれます。

撮影が始まって二か月弱、大人キャストの生徒を見る目は、子供に対しての目ではありません。一緒にシーンを構築していく俳優部として、切磋琢磨する仲間として、その場にいます。時にアドバイスを、時に場を和ませてくださる皆さんと生徒のシーンは、緊張感と温かさとが入り混じっている不思議な感覚があります。「御上先生」で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います。

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