映画『グランメゾン・パリ』レッドカーペットイベントが21日、新宿歌舞伎町タワー・シネシティ広場にて開催され、主演の木村拓哉をはじめ、鈴木京香、オク・テギョン、正門良規、玉森裕太、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、北村一輝、及川光博、沢村一樹、塚原あゆ子監督が出席。豪華キャスト陣が、ド派手な演出で新宿の街を彩った。登壇予定だった冨永愛は、体調不良のためイベントを欠席した。
本作は、2019年にTBS系日曜劇場で放送されたドラマ「グランメゾン東京」の劇場版。舞台をフランス・パリに移し、フランスでアジア人初の三つ星を獲得しようと奮闘するシェフの尾花夏樹(木村)、早見倫子(鈴木)らの姿を描く。
作品名がラッピングされた「グラメバス」に乗って歌舞伎町に登場した木村らキャスト陣。バスから降りると大歓声が巻き起こり、会場のボルテージは最高潮に。真冬の夜というのに、熱心なファンが多数来場し、熱烈な呼びかけをする姿に木村は「こんなに寒いなか、たくさんの方々が見守ってくださいました。新宿というスペシャルな場所でこんなイベントをやらせてもらえて嬉しかったです」と応えた。
この日は映画版で木村と対峙する凄腕パティシエのリック・ユアンを演じた韓国の人気アイドルグループ・2PMのテギョンことオク・テギョンも、このイベントのためだけに来日。会場の歓声に驚きをみせたテギョンは「こんな素敵なイベントに参加できて幸せです。ぜひ年末年始、映画館に作品を観にいってください!」とメッセージを送った。
また『グランメゾン・パリ』が、来年1月に映画の舞台となったパリで、そして香港、台湾、韓国で2025年春に公開されることが発表された。木村は「パリで撮影させていただいた映画が、その街で公開されるということ自体、とても感謝しています」と喜びを口にすると、「僕らが映画のなかで表現したフランス語が、現地の人に伝わるのか、すごく興味があります」と語った。
完成した映画を鈴木や及川、沢村らと観たという木村は「映画が終わったあと、自分たちが携わった作品に拍手が湧きました。すごく不思議な感覚でしたが、エンドロールが終わって明かりがついた瞬間、みんなにどうしてもありがとうと言いたくなったんです」とかなりの手応えを感じたことを明かしていた。(磯部正和)
映画『グランメゾン・パリ』は12月30日より全国公開
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