ユニバーサル・モンスター映画の名作『ミイラ再生』(The Mummy)が、ハリウッドのホラー界を牽引するブラムハウス・プロダクションズ&アトミック・モンスター製作によって再映画化され、2026年4月17日に全米公開されることが決定した。現地時間21日、ブラムハウスが発表した。
監督・脚本を務めるのは、『死霊のはらわた ライジング』(2023)を手がけたリー・クローニン。製作にあたり、「今までだれも観たことのない『ザ・マミー』になります。とても神秘的で恐ろしいものが誕生するために、(企画を)掘り下げています」と The Hollywood Reporter で声明を発表している。
現代で発掘されたミイラの恐怖を描いた『ミイラ再生』は、1940年代に『ミイラの復活』、1950年代に『ミイラの幽霊』としてリメイクされた。その後、同作に基づくブレンダン・フレイザー主演のアドベンチャー『ハムナプトラ』シリーズが大ヒット。2017年には、米ユニバーサルが企画していた幻の作品群「ダーク・ユニバース」の第1弾として、トム・クルーズ主演による『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が公開されたが、批評および興行は散々な結果に終わり、同作を手がけたアレックス・カーツマン監督も「個人的・仕事的にも人生最大の失敗だった」と認めている。(編集部・倉本拓弥)
【関連情報】
・【画像】トム・クルーズにジョニデも…幻の「ダーク・ユニバース」キャスト陣
・大コケしたトム・クルーズ主演『ザ・マミー』は人生最大の失敗…監督が告白
・ブレンダン・フレイザー、『ハムナプトラ』第4弾に前向き
・『Dead by Daylight』ハリウッド版、ゲームファンに向けた映画に!ブラムハウスCEOが進捗状況明かす
・『ハムナプトラ』ブレンダン・フレイザー、東京のレンタル家族会社に雇われた俳優役!来春日本で撮影
・恐怖のAI人形『M3GAN』スピンオフ映画が製作決定!妻を亡くした男&ロボットの官能スリラー