初長編映画『写真の女』(2021)で世界の国際映画祭で40冠を達成した串田壮史監督が、大河ドラマ「光る君へ」やドラマ「好きなオトコと別れたい」などの毎熊克哉を主演に迎えた映画『初級演技レッスン』が、2025年2月22日より渋谷ユーロスペース、MOVIX川口ほかで公開されることが明らかになった。
本作は、父を亡くした子役俳優の一晟(いっせい)、一晟の担任教師・千歌子が、「初級演技レッスン」と書かれた看板を掲げられた古工場に足を踏み入れ、奇妙な体験をするストーリー。二人が出会う全身黒ずくめのミステリアスな演技講師・蝶野を「光る君へ」のオリジナルキャラクター・直秀役で注目を浴びた毎熊、千歌子を『夜明けまでバス停で』(2202)、『STRANGERS』(2023)などの大西礼芳、一晟を『雑魚どもよ、大志を抱け!』(2023)などの注目の若手・岩田奏が演じるほか、串田組常連の鯉沼トキ、永井秀樹らが出演する。
串田監督は、CMディレクターとして数々の賞を受賞し、監督2作目の『マイマザーズアイズ』(2023)がイギリスのホラー映画の祭典「ロンドン・フライトフェスト」で「Jホラー第3波の幕開け」と評されるなど海外でも注目を浴びている。本作は若手映像クリエイターの登竜門とも言われる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024」のオープニング作品として上映された。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、演技講師・蝶野を中心に左右に一晟と千歌子がたたずむ中、2人の記憶の断片のようなカットがちりばめられている。(石川友里恵)
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