アカデミー賞7冠に輝いた『オッペンハイマー』に続くクリストファー・ノーラン監督の新作映画が、叙事詩人ホメロスの「オデュッセイア」に基づく『ザ・オデッセイ（原題） / The Odyssey』に決定した。現地時間23日、米ユニバーサルが発表した。
紀元前8世紀の古代ギリシアで生まれたとされる「オデュッセイア」は、トロイア戦争の英雄オデュッセウスが、故郷にいる家族と再会するまでの波瀾万丈の冒険を描いた作品。1911年にサイレント映画として映像化されたほか、直近ではレイフ・ファインズ主演でリメイクされている。ユニバーサルの公式発表によると、今回の映画化は「アクション超大作」になるといい、最新のIMAX技術を駆使して、世界中で撮影される。
主演は、『インターステラー』『オッペンハイマー』に続いてノーラン監督と3度目のタッグとなるマット・デイモン。共演には、トム・ホランド、ゼンデイヤ、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロンといった主役級キャストが名を連ねる。2026年7月17日に全世界公開を予定しており、撮影は来年初頭からスタートする。（編集部・倉本拓弥）
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