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『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』が『ライオン・キング:ムファサ』に勝利!【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 2024年12月24日 23時52分

 先週末(12月20日~12月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、セガのゲームの人気キャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグを実写とCGIのハイブリッドで映画化した人気シリーズ第3弾『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』が興行収入6,010万2,146ドル(約93億円)で断トツの首位デビューを果たした。ディズニーの超実写版『ライオン・キング:ムファサ』は興収3,540万9,365ドル(約55億円)で初登場2位となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 ダークヒーロー・シャドウのボイスキャストとしてキアヌ・リーヴスも参戦した本作は、第2弾『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(オープニング興収7,210万5,176ドル・約112億円)には及ばなかったものの、第1弾『ソニック・ザ・ムービー』(オープニング興収5,801万8,348ドル・約90億円)超えの好スタートを切った。批評家及び観客からも好評で、今後も順調に数字を伸ばしてくことになりそうだ。

 予想を下回る出足となってしまったのは、超実写版『ライオン・キング』(2019)の前日譚『ライオン・キング:ムファサ』だ。2億ドル(約310億円)という巨額の製作費がかけられており、さらに前作がオープニング興収1億9,177万759ドル(約297億円)という超特大ヒットとなっていただけに、物足りない結果となってしまった。批評家の賛否は割れているものの観客からの評価は高いため、今後は口コミ効果で踏ん張っていけるかにかかっている。(編集部・市川遥)
 
12月20日~12月22日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』
2(初)『ライオン・キング:ムファサ』
3(2)『ウィキッド ふたりの魔女』
4(1)『モアナと伝説の海2』
5(初)『ホームステッド(原題) / Homestead』
6(4)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
7(3)『クレイヴン・ザ・ハンター』
8(6)『レッド・ワン』
9(5)『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
10(10)『ザ・ベスト・クリスマス・パジェント・エバー(原題) / The Best Christmas Pageant Ever』

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