12月26日に配信が開始されるや、今日のTV番組トップ10(日本)で首位を獲得。連日キープし続け盛り上がりを見せるNetflixドラマ「イカゲーム」のシーズン2から、撮影の舞台裏を映した「イカれたゲームのイカれた作り方動画」が公開された。※本文には一部内容に触れる部分があります。
「イカゲーム」は、膨大な借金や深刻なトラブルで人生を諦めかけた者たちが、超高額の賞金をかけて、子供の遊びを基にしたデスゲームに挑むサバイバルスリラー。シーズン2では、ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後を舞台に、全ての黒幕を暴くため、ギフンが再びデスゲームに身を投じる。
公開された映像は、シーズン2でも再び第1ゲームとして行われる「だるまさんがころんだ」の様子から始まる。ファン・ドンヒョク監督が「経験のある参加者としてギフンがゲームを面白くする。ヨンヒと“だるまさんがころんだ”はイカゲームを象徴するもの」と語ると、イ・ジョンジェも「“だるまさんがころんだ”がまた最初のゲームなのはいい案だと思った」と明かす。ゲームは同じでも、ギフンの存在でシーズン1とは全く異なるイカれた展開が待ち受けていることがうかがえる。
続いて、第2ゲームとなる「五人六脚 近代五種」。これは、シーズン2からの新ゲームであり、プレイヤー間で自由に5人チームを組み、五人六脚で走路を進みながら、途中に待ち受ける五種の遊び(めんこ、碑石打ち、コンギ遊び、コマ回し、チェギ蹴り)を制限時間以内にクリアしゴールできなければ、チーム全員即死というもの。各々の得意分野を活かすための信頼と協力が必須なゲームだ。
特徴的な虹色の大きな円が地面に描かれ、学校をイメージした巨大セットを「別世界かと思えるほど壮大ですばらしかった」と語るのは、本シーズンでは、正体を隠してヨンイルと名乗り、プレイヤー001としてまさかの参戦を果たすフロントマンことイノを演じるイ・ビョンホン。「美しい空間と残酷な出来事の組み合わせは『イカゲーム』の独特な点で作品の魅力でもあると思う」と話す。
そして、監督が「シーズン2をやるならこれを入れたかった」と語るのが第3ゲームの「マッチゲーム」。回転台に集められたプレイヤーに数字が宣告されたのち、制限時間以内にその人数のグループを瞬時に作って小部屋に入れればセーフ、あぶれてしまえば即死となる。
ドンヒョク監督は、採用意図を「グループを作る時に人を引き離したり誰かをつかんだりする」と説明し、第2ゲームでプレイヤー間の信頼を強めさせておきながら、第3ゲームでは裏切りの火種を用意するというイカれた残酷さを発揮。また、「予想外のひねりを加えて、物事は思い通りにいかないことを示した。彼らの期待も裏切るためにね……」と意味深な発言も飛び出した。
「マッチゲーム」のセットも破格のスケールで組まれており、再び世界を熱狂させる、生死をかけたゲームと想像を超える壮大な物語への並々ならぬ本気が伝わってくる映像となっている。(高橋理久)
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