俳優の松坂桃李と吉岡里帆が12日、都内で行われた日曜劇場「御上先生」(TBS系、19日スタート、毎週日曜午後9:00)の「隣徳学院始業式イベント」に出席した。この日は、生徒役のなかから27名の若手俳優も登壇し、ダンスや歌などを披露する中、吉岡が感激して涙を流す一幕があった。
本作は、高校教師になったエリート文科省官僚が、令和の高校生たちと共に、日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。松坂は東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(みかみ・たかし)を、吉岡は御上の赴任高校の副担任・是枝文香役を演じる。
御上が担任を受けもつ隣徳学院3年2組の生徒27名とともに「始業式」を行った二人は、その後、壇上で生徒の出し物を見ることに。トップバッターとして、歌に自信があるという青山凌大、渡辺色、森愁斗、吉柳咲良、白倉碧空、大塚萌香の6名が登場し、Mrs. GREEN APPLE の「点描の唄」を披露した。
吉岡は、その歌に思わず感激の涙をこぼしたことを指摘されると「(撮影では)生徒の成長を見ることで自分も成長をすることができたんです。今日もみんなのキラキラした姿を見るとダメでした。撮影の合間に練習をしているのを見ていたりしたんです。すごいなって思いました」と笑顔。松坂も「僕も泣きそうになりました。ここまでクオリティが高いとは。素敵でした」と“生徒”たちを絶賛していた。
続いて、同じく生徒役の八村倫太郎、山下幸輝、矢吹奈子がVaundyの「Tokimeki」をバックにダンスを披露すると、これに再び松坂が反応。「山下くんは教室で見る時は(役柄上)僕に対してすごく冷たい視線を送ってくることが多いんです。今日ダンスを見て、こんなステキな目をするんだって、めちゃくちゃいい時間でした。新しい一面が見れました」と感激の表情でコメント。踊った3人も松坂のコメントに嬉しそうな表情を見せ、矢吹は「先生方の顔を見たら、ホッとしたんです。楽しく踊ることができました」と感想を述べていた。
壇上には生徒役を演じた奥平大兼、蒔田彩珠、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、安斉星来、今井柊斗、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、藤本一輝、唐木俊輔、鈴川紗由、芹澤雛梨も出席した。 (取材・文:名鹿祥史)
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