俳優の鈴木伸之が11日、都内で行われた主演映画『サラリーマン金太郎【暁】編』の公開記念舞台あいさつに登壇し、体を張った撮影エピソードや、今年の目標などを語った。この日は、石田ニコル、文音、榎木孝明、主題歌を歌うBALLISTIK BOYZの日高竜太(高ははしごだか)と砂田将宏、下山天監督も来場した。
本作は、本宮ひろ志の人気漫画「サラリーマン金太郎」を2部作で映画化した前編。元ヤンキーの漁師・矢島金太郎(鈴木)が、海で漂流していたヤマト建設の会長・大和守之助(榎木)との出会いをきっかけにサラリーマンに転身し、乗っ取りの危機に直面した会社を救おうと奔走する。
鈴木は「無事に公開できたのも、皆さんに観てもらえたのも心からうれしいです」と安どの表情。周囲からの感想はまだ届いていないものの、「昨年の完成披露試写会で浅野温子さんにヘビースモーカーをバラされまして、そっちの反響をたくさんいただいておりまして、どうしようかな? という感じです」と打ち明けて会場の笑いを誘った。
撮影を振り返り、鈴木は印象深かったという榎木との海でのシーンについて「カットの声が聞こえなくて、ずっと泳ぐしかなくて、限界が来て(最後は)浮力で浮いていたという感じ」と苦笑い。文音は鈴木とのアクションシーンを思い返し、撮影現場でキャスト・スタッフを鼓舞する鈴木を「ザ・座長だった」と称賛。また、「わたしたちノースタントです!」とアピールし、観客から盛大な拍手をもらった。
日高からは「めっちゃ大きい(盃で)お酒を飲むシーンは(本当に)飲んでましたよね?」と尋ねられた鈴木。下山監督が「一升瓶3本くらい(約5.4リットル)の水。飲み切るまでカットがかからないし、飲んだらみんなで歓喜してシーンが終わったから、ある意味、ドッキリドキュメント」と説明すると、鈴木は撮影前に弁当も水も飲食していたことを明かしつつ、「まさかあんなに飲まされるなんて思わなかった」と本音をポロリ。榎木は「それが金太郎ですよね」と体を張って金太郎を演じ切った鈴木を称えた。
今年の目標を問われた鈴木は「自炊をさぼってきた人間で、UberEATS(ウーバーイーツ)をよく頼んで生活してきちゃったんですけど、今年からは自炊しようと決めました」と宣言。そして、「この間スーパーに行って、魚の干物から納豆までいろんなものを買ったんですけど、2万円分くらい買っちゃいました。スーパーに慣れてなくて……。僕でも持てないくらいの袋になって、2回休憩して家にたどり着きました」と話し、「まずは米を炊いて納豆のパックを食べました」と簡単な自炊からはじめたことを報告していた。(錦怜那)
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