Infoseek 楽天

古川雄大「べらぼう」で大河ドラマ初出演 女泣かせの才人・山東京伝役、追加キャスト9名発表

シネマトゥデイ 映画情報 2025年1月11日 12時0分

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)の追加キャスト9名が発表され、俳優の古川雄大(37)が大河ドラマ初出演を果たすことが明らかになった。古川が演じるのは、絵師、戯作者、マルチな才能を持つ江戸のベストセラー作家・山東京伝(北尾政演)。古川のほか、桐谷健太(大田南畝/四方赤良役)、岡山天音(倉橋格/恋川春町役)、寛一郎(富本午之助役)、山中聡(杉田玄白役)、柳俊太郎(土山宗次郎役※「柳」は木へんに夘)、山口森広(唐来三和役)、浜中文一(朱楽菅江役)、片岡鶴太郎(鳥山石燕役)の出演が発表された。

 大河ドラマ第64作となる本作は、貸本屋から身を興し、喜多川歌麿、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九らを見出し江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公にしたストーリー。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。

 NHK作品では、2020年度前期・連続テレビ小説「エール」(御手洗清太郎役)や、「べらぼう」と同じく森下が脚本を手掛けたドラマ「大奥」(2023・瀧山役)などに出演している古川。「べらぼう」で演じる北尾政演(まさのぶ)/山東京伝(さんとうきょうでん)は深川木場生まれで、北尾重政(橋本淳)に画を学び、その後徐々に洒落本や黄表紙などを手掛け鶴屋(風間俊介)が出した「御存商売物」で戯作者としての地位を確立。蔦重(横浜)とは度々吉原に出入りする中で知り合い親交を深め、「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」の大ヒット以降、蔦重の出版パートナーとして欠かせない存在となっていく。

 古川は出演にあたり「この度、NHK大河ドラマ「べらぼう」に山東京伝役で出演させて頂きます! 歴史ある大河ドラマに初参加させて頂けることをとても光栄に思います。台本を読んでいると「絵なんてモテるために描くんだ」というセリフがあり驚きました。山東京伝は、とにかく女に目がなく、浮名を流すほどの女泣かせで、明るく周りを照らす様なイメージを持ちました。ただ、どこか鋭さもあり、その感性が絵にも反映されています。そんな山東京伝が主役の蔦屋重三郎に出会って、彼に見出されて上り詰めていくという役柄です。以前もご一緒させていただいた、とても信頼しているスタッフの方々と共に作り上げていく中で、やはり皆様の作品への愛情はとても強く、いつも現場で新しい発見をさせて頂いています。皆様と同じ熱量で「べらぼう」に挑み、この作品の一部として盛り上げられる様に努めます。どうぞ、ご期待下さい」とコメントを寄せている。(編集部・石井百合子)

【関連情報】
【画像】「べらぼう」桐谷健太ら追加キャスト9名
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」キャスト・ビジュアル【一覧】
「べらぼう」大河初の珠城りょうら元タカラジェンヌが続々
「べらぼう」美しき女郎たち<ビジュアル11点>
「大奥」麗しの瀧山役、古川雄大起用の理由
「大奥」花魁姿も美しい瀧山【画像】

この記事の関連ニュース