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ディーン・フジオカ、倉科カナの迫力に「足元がガクガク震えた」

シネマトゥデイ 映画情報 2025年1月14日 17時2分

 俳優の倉科カナが14日、NHK放送センターで行われた「正直不動産ミネルヴァ Special」(2月5日NHKBSで20:30~21:59、2月1日BS4Kで19:30~20:59放送)取材会に、主演のディーン・フジオカと共に出席。対峙したディーンから「倉科さんの凄みのある演技で足元からブルブル震えるようだった」と迫力ある演技を称賛されるも、新キャラとして登場する見上愛の芝居に「羨ましい……」と本音をのぞかせる一幕もあった。取材会には脚本の清水匡、制作統括の黒沢淳、山本敏彦も参加した。

 本作は、2022年にシーズン1、2024年にSPドラマとシーズン2が放送された山下智久主演による「正直不動産」のスピンオフドラマ。新規開店したミネルヴァ立川店の店長となった神木が陣頭指揮をとり、「空き家問題」をはじめ「オーナーチェンジ」「代理権限」などを解決していくなかで、神木の過去にスポットが当てられる。

 神木と共にミネルヴァ不動産で営業部長として働く花澤涼子を演じる倉科。神木を超えようとする野心がありながら、成績ナンバー1に異常に固執し、手段を問わない悪魔的営業マンである彼に対して、常に異を唱える“良心”を持ち合わせている。倉科は「これまで舞台になっていた(山下智久演じる永瀬財地が務める)登坂不動産とは違い、ミネルヴァ不動産は、社員みんなが怪しく、常に何かが起きそうな緊張感があります」とテイストの違いを挙げると「しかも今回は(見上愛演じる新入社員の)雪野さんなどキャラクター性が豊かな面々が新加入して、撮影前からすごく楽しみだったんです」と期待に胸を膨らませてのクランクインだったことを明かす。

 また倉科は「神木と花澤の関係性が、シーズン2ではとても気になるところで終わっているので、この二人がどういう形で不動産業界を渡っていくのか、多くの人に観てほしい」と期待を煽る。

 神木の過去が明らかになっていくにつれ、花澤との関係にも変化が生じていく。倉科は作品を重ねることで「より息が合ってきたなというか、フィットしていく感じがしていました」と語ると、ディーンは、不動産営業として信念を貫く花澤を演じた倉科に「倉科さんの迫力がすごくて、足元がガクガク震えていました」と迫力を称賛。

 さらにディーンは「このドラマは神木が物語の中心ですが、人と人が繋がっていくことがテーマの作品。一人の人生では到達できないことって多々あるということを、倉科さんの演技が物語っていました」と熱気あふれた倉科の芝居に触れ、倉科も「神木さんが追い込まれ心情を発することで、花澤を作り上げることができました」とディーンに感謝を述べていた。

 また倉科は、見上愛が演じた新キャラの雪野遥香が天真爛漫で物語をかき回すキャラクターであることに触れ「役者としてすごく羨ましいなと思って見ていました。花澤はいつも会社のため、社会のために真面目な女性なので、(見上が)自由に表現していることに刺激を受けていました」と語っていた、(磯部正和)

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