映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日全国公開)で主演を務めるティモシー・シャラメが現地時間14日、電動自転車に乗ってイギリス・ロンドンで行われたプレミアに出席。予想外の登場方法で会場を沸かせたが、自転車を正しく駐輪しなかったとして罰金73ドル(約1万1,300円、1ドル155円計算)が課せられてしまった。
フランスのトークショー番組「Quotidien」に出演したティモシーは、電動自転車でプレミアに向かった理由について「環境に優しいから!」と回答。また、交通渋滞を避けて時間通りに到着するためでもあったそうで、欧米で人気のレンタル式電動自転車「Lime」を借り、自ら漕いでプレミア会場へ向かったという。
一方で、ロンドンでは自転車を路上や指定されたエリア以外で放置すると罰金等が課される可能性がある。罰金を課せられたティモシーは、「ひどい話ですよ。実質的に彼ら『Lime』の広告みたいになってしまいましたからね」と冗談めかして振り返っている。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、ティモシーが人気ミュージシャンのボブ・ディランにふんする伝記映画。1960年代のアメリカ・ニューヨークの音楽シーンを舞台に、無名ミュージシャンだった彼がスターダムにのし上がるさまを描く。『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取った。(編集部・倉本拓弥)
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